第参話
申し訳ありません。
「名字はない」
訂正
「名字は神石」
です。
間違えてすみません˚‧·(´ฅωฅ`)‧º·
「初日からサボるとはヤンチャだね〜」
「理由を知ってるのにその言い方やめてくれません?」
そう、この学園長1回保健室に来て俺が翠に手を握られて行けなかったことをコイツは知っている。
「いやここはむしろ、昨晩はお楽しみでしたね。か!」
「何も楽しんどらんわ!」
ホントにこの学園長の相手は疲れる…
「そうそう先に言っておくけど君のクラスは2年6組だよ」
あれ?確か2年6組って東さんがいるクラスじゃね?
「翠君とも同じクラスだよ…くふふ」
はぁ特に翠に変な感情湧いてる訳でもないし別に何も発展しねぇよ。
「そうそう、アメリカでも男性適合者が居たらしいよ…二ヶ月後にこっちに来るって」
現在存命中の国は…日本、アメリカ、ロシア、カナダの4国のみ。
それ以外の国は…
「そうか…じゃあ俺もこの学園に馴れておこうかな」
「うんうん、素直でよろしい。」
「じゃあ今から2年6組に行こうか」
着いたはいいもの、めっちゃ緊張するんだけど…
「皆知ってると思うが本当は昨日から転校して来た紅君だ仲良くしてやれ」
「よ、よろしく。紅です。名字は神石。目標は…まあインブルの絶滅ですかね…」
紹介が終わった紅に拍手が送られる。
「じゃあ紅は…翠の後ろの席に座れ」
「はい」
「じゃあ今日のホームルームはここまで次の授業まで待機…ああそれと紅」
「はい?」
「わからないことがあったら学級委員の翠に聞け以上だ」
「わかりました」
ふぅこれでとりあえず終わった…
「紅!」
「はい!」
びっくりした〜急に声かけられたらびっくりするよ〜
「これが時間割だいたいこの端末開けばわかるわ。学園長から貰ったでしょ?」
「ああ。」
端末と言うのは腕にはめる腕輪型で、腕輪の上にあるボタンを押すと必要な情報が出てくる優れもの。
ちなみに通話も出来る。
「じゃあ次なんの授業かわかるね?」
「ああ、歴史か…」
「ええ、大体インブルについての生態か、神器についての説明が大半。ほかの授業も殆ど実技よ。」
うわぁ実技6時間中4時間ですか〜しかも残り2時間は歴史。
ひどいな…
「そう言うものよ。なんせ私達は戦う為にここにいるのだから」
そう言うものか…と思いつつ俺は歴史の授業開始まで空を見ていた。




