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高校生幹事長   作者: 源綱雪
二年生編
99/240

7月第一週

今年も1学期が終わりに近づいてきた。期末テストの結果で、後期生徒会選挙の持ち票が決まるんだから頑張んないと。僕は、一般科目では負けないんだけどね。保健体育では、50点を目標にしよう。(ノルマは15点)ノルマは、保健が無いと思われる割合です。期末前なので、午前で終わっています。その日も、半日で終わるはずだった……しかし、半日では終わらなかった。午後から補正予算実習があったからね。

〜補正予算実習〜

まずは、赤字国債(特例国債)の増減を決めなきゃね。僕は、減らす方向で発言する。しかし、現役の権力者だけど反対者の多さで通らなかった。増発が実習の結論でした。次は、高速鉄道網の整備促進することが全会一致で結論となりました。増額は年3000億円です。勿論、新規が2000億円です。高速道路を転用するところが優先なんだって。


今日の実習はこれで終わりました。

僕達幹事長は、僕の家で会合をしている。

「一丸ちゃん、これからの運営はどうするの?」

「どうしようかな?」

「お前……考えてないのか」

正直何も考えてないんだ。僕は、頭を縦に動かした。

「しゃあないな。期末テスト後に考えようぜ」

それから僕達は、期末テストの勉強をしている。僕達のクラスの進度は三年生の1学期の範囲を越えています。

家に帰ると、姉さんのご飯が待ってます。最近は、故郷の郷土料理が多目になってきたんだ。姉さんも花嫁修行なんだ。僕も独り暮らしを考えないと。


次の日、僕は教室で夜叉節さんと利之に僕の独り暮らしについてどう思うか聞いてみると、利之は、頭大丈夫かって聞いてきた。夜叉節さんは、ばかなことはしないほうがいいとか、一人で暮らすのは危険だから駄目って言われたんだ。理由は、僕が一人でいることをいいことに襲われる(女子に)かもしれないからって。

僕ってそんなに弱々しく見えるんだね。そんなに弱くないって思うのは自分だけか。

まあ、弱くなくても襲われることはありそうですけど、回避する手の一つとして住んでる場所を教えないって感じがいいんじゃないかな?ストーキングの心配はありそうですけどね。


そして、昼休み

僕と利之と夜叉節さんは、一緒にご飯を食べている。夜叉節さんと利之のお弁当は同じです。僕のは小さいけど可愛い配置で楽しいお弁当です。

10分で食べ終わるつもりだったけど、倍の時間かかっちゃった。

夜叉節さんと利之は、同じくらいの時間かかったんだけど、利之のは僕の二倍なんだって。夜叉節さんのお弁当は僕と同じくらいの大きさだった。

昼休みが終わると再び補正予算実習です。

今日の実習は、道路関係の補修や改修に関する費用でした。命に関わることだったので減額に賛成する人はいなかった。

今日の実習はこれで終わりました。全て終了したってことにしておこう。


その日の夜

僕は、利之と夜叉節さんにご飯をご馳走になった。利之の家で食べました。夜叉節さんは、勝手知ったるというふうな動きをしている。

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