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高校生幹事長   作者: 源綱雪
一年生編
73/240

予算関連法成立

今日の採決で衆議院通過する予算関連法案は、明日成立の見込みです。

僕は、今日は朝から国会に来ています。入試日が今日だから休みなんです。後輩になる子がもうすぐ決まる。

倍率は、昨日確認したら、2.27倍なんだって。僕の時は3.35倍だったから、今年の子は敬遠したのかな?それでも二倍以上って……どんだけ人気があるんだろう。

今日は、委員会採決と、本会議採決をする予定です。僕と利之と夜叉節さんは各々の大臣の後の席に座り、委員会が始まるのを待ってます。

そして、委員会が始まった。直ぐに採決をして、賛成多数で委員会通過した。その後、本会議採決で賛成多数で衆議院通過した。僕達を含む内閣全体でおじきをして、退席しました。

国会を後にした僕達は、学校に寄ってからレストランに入った。

僕は頼みもしないのに、自動的にお子様ランチが来た。まだ、何も注文してなかったのに。夜叉節さんはカレー、利之もカレーを頼んだんだけど、僕は何にするか考えていただけなのに。出てきてしまったなら食べないと作った人に申し訳なくて、食べ始める。すると、僕にオモチャを選ぶ様に言われました。何があるんだろう?見ると、○○レール、救急車、ガン○○の3つです。僕はレールを選んだ。一番無難だと思ったから。

ご飯を食べ終えると僕達は国会に戻った。当然ながら、誰もいなかったので、僕達はデパートの本屋に行ってライトノベルを何冊か買った。僕の買ったのは学園コメディの最新刊です。ドタバタだし、あり得ないことが書いてある。夜叉節さんは、推理小説の鉄道関係物を、利之はラブコメディの小説を買っているんです。

本屋を出ると紳士服の売場に行って僕の服を買うことになった。店員が勧めてくる服は可愛い物ばかりですが、欲しいのはかっこいいものなのです。しかし、店員は何れも似合わないって言ってくる。夜叉節さんと利之は僕の選択に表面上は同意してくれたけど、内面は反対している。買うことはいいけど、着ないように言われたから。それでお金は利之が出してくれたんだ。私用に着ようっと。まあ、公の場で着なければいいよね。

「定期的に確認するぞ」

やっぱり、着ないでおこう。

「わかったよ」

次は、利之の服を買うことになった。店員さんは、かっこいいのばかり持って来てる。また、似合うんだよね。利之は夜叉節さんに選んでもらっていた。

次は、婦人服の売場に行った。夜叉節さんの服を買うんだって。僕は、オモチャ売場で遊んでいる。夜叉節さんは利之に選んでもらって、喜んでいる。僕は、二人と合流して、家に帰った。

明日からは、暫く国会に出なくてもよく、副大臣会議に出るだけでいいんだって。学校行事が優先の生活をしなさいって言ってました。まあ、今まで忙しくて自分の時間がほとんど無かったからね。

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