予算委員会
予算委員会でのやり取りが始まる。
次の日から、予算委員会での審議が始まった。予算委員会は目玉というだけ有って、与野党のエースが集まっていた。その中で、僕達は育成され、将来のエースになる為に経験をしているようです。
午後から衆議院が開かれる今の方式は、臨時国会からスタートしました。午前中は、参議院の審議がされている。
えっ、参議院に出席しないでいいのかって?いいんだ。参議院は、大人だけで審議をするって聴いていたから。防衛大臣も参議院に出席していないよ。高校生なんだから。農林水産大臣は大学生ですが、大学は単位制で自分で時間割を組み立てれるから、講義を入れてない限り出席している。講義のある場合は、副大臣に出席させているみたい。
僕達は、予算委員会で、閣僚の後の席に座って質問に答弁する時に、前に出て応えればいいんだって。
予算委員会での審議が始まった。
資本「国債の発行額が少ないように思われるが?」
総理「本年度の補正予算で国債の償還が思った以上に出来たからである」
財務「それに、行政刷新の成果で効率化したからだ」
そう、行政刷新という名の下に高速道路の着工凍結が、特に首都圏で相次ぎ、結果的に予算の圧縮が出来たんです。
これで、地方鉄道網の充実や新幹線の工期短縮が望めるし、新な政策にもお金を回せます。
既に、新幹線の金沢から敦賀、函館から札幌は着工しています。完成したら、また予算が増えてくるんだから、それを財源に社会保障を厚く出来ます。
この時、僕はとんでもないことを考えていた。公安警察と労働基準監督署の一体化です。これは資本に対する警告と、国民に対して、意味不明なリストラを防いで安心をしてもらう為のことです。
予算委員会に戻るよ。高校授業料無償化の予算は、5800億円だったかな?この議題は朝鮮学校の扱いが問題にされたよ。
資本「日本人以外の教育に税金を回すのは如何なものか」
夜叉節さん「教育の内容に因って考えます」
資本「何処まで無償化を進めるのか?また、奨学金はどうするのか?」
夜叉節さん「将来的には大学院迄の無償化を進めて参ります。その場合は、奨学金を廃止することも検討します」
うん、教育に税金を多く使うのは僕も大賛成です。奨学金が無くなるけど、返さなくていいんだから、学生は真剣にならないとね。
資本「自分が大学院迄行きたいって、そう言っているんじゃないだろうな?」
夜叉節さん「何を言っているんでしょうか?私、まだ将来のことまで考えている訳ないじゃない。一丸ちゃんの進路や利之の進路も知りませんし」
また、余計なことを言ってくれた。少なくとも僕の進路を追究してきたら、どうするんですか?
資本「虹副大臣は、進路を決めているのか?前田副大臣はどうか?」
僕の番だね。
「進路なんてまだ考えていないんですど、大学を視野に入れてはいます」
利之「まだ考えていないが、秀子のお腹によるしな」
あれ?夜叉節さんの顔が赤い。
(どうしたの?夜叉節さん)
夜叉節さん(利之の告白が嬉しいの)
そして、今朝、消費者庁長官と特命担当大臣(年金担当)に理科担当大臣が追加任命されていた。
夜叉節さんの顔が赤いまま、審議が進んでいる。今度は郵政改革が標的になったようです。
資本「郵政改革に税金をどのくらい入れるのか?」
利之「税金を入れる考えはありません」
そう、3社に再編するのに、何故税金を入れるって思ったんだろう?僕には分かんない思考回路だね。




