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高校生幹事長   作者: 源綱雪
一年生編
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10月終盤

僕達は、予算案の策定が中盤戦に差し掛かっている。今日は、文部科学の予算をやっている。

まずは、義務教育の予算増額なんだけど、案に+20%上乗せしよう。次は、高校授業料無償化の予算はこのままでいいか。

次は、大学・大学院だけど、全学部全学科を全ての都道府県に設置する費用は全額認めてもいいかな?国家予算はこの辺で一旦中止して。次の日もあるんだから。

と、学校からの帰り道、僕が一人になる前に姉が合流した。今、姉と家に帰る途中です。なんでも右派の人間からの保護のためだからって言ってたから正直嬉しい。僕って、基本的に弱いんだよね、体も精神的にも。

家に帰って、姉さんに僕の今後について相談している。

「幹事長って、何時まで?」

「取り敢えず、次の選挙迄おねがいね」

次の選挙は4年後か……

「因みに、衆議院よ」

ほらね。大学受験する時は?

「姉さん、大学受験生の時って、幹事長職外してもらえるの?」

一応、確認する。

「駄目よ!まあ、政府の役職は外すらしいとは聞いているわ」

両立しろってことか。

政府の役職って!?僕が今、自由生命党の幹事長しかやってないんだけど……

「今度の通常国会から副大臣をやってもらうからね。一丸ちゃん」

まだ、担当省庁も決まってないんだ。

「担当省庁って何時決まるの?」

ここは重要だよ!決まってからの準備をしなきゃだしさ。

「少なくとも、来月中には決まるはずよ」

この時は、本当に決まってなかったんだ。そう、この時は……

僕が、副大臣2回目の担当省庁がどこでも、最善を尽くすのみです。どんな問題でも全力投球をして、解決案をだす。僕のモットーです。まあ、担当するのが省庁じゃない場合もあることも頭に入れとかなきゃ。

話は変わるんだけど、今、2年生の最初の範囲の学習をしているよ。下手すると、2年生が終わる頃には、受験勉強が日常の授業の内容になるんじゃないかって思ってしまう。

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