仕分け(大人編)
主人公の姉の視点でお送りします
今日から、私が仕分け人となってやっていくわ。(私は純美子)弟たちの行った仕分けの確認作業でもある訳よ。一丸ちゃんが間違ったとは思えないけど、私達もすることで万全にしないとね。
まずは自動車ね。厳しくいくわよ!
「7阡万台世の中にあるのに本当に百万台以上の生産量が、必要ですか?」
メーカー
「い、いや、そうしないと雇用が……」
そうきますか。それなら
「下請けに値下げの要求をしたり、派遣切りをしたりしてますよね?」
メーカー
「い、いや、品質管理上多く作らないと品質向上しない」
まだ抵抗するつもりね!?
「それは手作りの場合よ!!機械で作っている以上説得力ないわ!!」
これで決まりね。
メーカー
「……」
「これで決まりよ!!反論はないわよね!!」
やっと納得したわね
「じゃあ、機械は切りなさい。生産量も全体で5万台以上認めませんよ!!」
あ、これも言っておかなきゃ。
「燃費は最低保障制度を導入するわよ」
最低保障燃費とは、どんな走り方をしてもそれ以上燃料を消費しないことよ。
次は、電機ね
「これは、一丸たちの結論どうりでいいわ」
次は、玩具ね
大人の玩具って必要なのかしら?有害玩具って感じですが……
「大人の玩具って必要なの?」
メーカー「確かに需要は低いんだが」
それなら問題なしよね。
「大人の玩具は生産禁止でいいわね!!」
これで文句を言ってきたらお取り潰しよ。
その他の玩具は、いままでどうりよ。
次は、電力ね
火力、原子力ってこんなに必要なの?今回の仕分けで電力消費量は下がるはずだし、原子力と火力は、半分要らなくなるでしょう?
「電力各社は、火力、原子力発電所を半分にしなさい!!」
電力会社「なぜ?」
今回の仕分けの意味分かっているわよね?
「今回の仕分けで電力消費量は落ち込むは必至ですので、落ち込んだ量で試算すると、火力、原子力で半分要らないのよ!!」
電力会社「なるほど」
更に畳み掛けるわね。
「さらに、水力も大きいダムは要らなくなるわ」
これで決まりよ。
電力会社「仰せのままに」
次は運送業ね
過当競争になっているわよね。
「運賃の値下げは禁止したいのですが……」
会社「へっ?」
そりゃ、そうよね。今までの仕分けを聞いていたらそんな反応になってしまうね。
「過当競争で値下げして、そのしわ寄せが運転手にまわっていたでしょ?それを変えたいのよ」
次は交通機関ね
航空については、閉鎖している空港の廃止は既定路線ですので、一丸達の結論は妥当として、新幹線の開業と在来線の分離は困ったわね。
「新幹線の開業と在来線の分離は、今後しないでもらえる?」
JR各社「はい?」
いままでのやり方が通用しないとこの反応よ。はぁ~、まあ、いいわ。
「いい、在来線は生活に欠かせないの。それを廃止するのは交通弱者の切り捨てになるわ!!後、廃止路線の復活を公共事業として、やるわ。いいわね!!」
誰も、反論ないわね。決定よ。
これを閣議に上げればいいのね?分かったわ。
蓮舫さんキャラになってましたね。正直、ちょいやり過ぎた。




