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高校生幹事長   作者: 源綱雪
一年生編
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夜叉節副大臣就任

チャドとエジプトの条約批准が成された次の日、夜叉節さんは、官邸に呼ばれて、文部科学副大臣に成った。

「秀子、就任おめでとう」

「夜叉節さん、おめでとう」

「二人とも、ありがとうね」

僕達は、社交辞令を交わした。それよりも、近く国会が開かれるのかな?

「大臣だけでは片付かない仕事があるから、手伝って欲しいそうなの」

なんだ~、僕の時は国会答弁をさせられたのに。僕と就任の理由が違いすぎる!それに、副大臣に成らなくてもできるんじゃないか!!

僕が副大臣に成った時は国会答弁をさせられて、マスコミに酷い目にあったりしたのに。いいな、夜叉節さんは国会答弁をしない副大臣で……勘違いしないでね。副大臣としてやったことは、身に付くことばかりで感謝してますよ。ただ、夜叉節さんの仕事が国会答弁じゃないことが勿体ないってだけだよ。と、思っていると……利之が

「お前は、国会に出る前にクラスで特別な科目をしていただろ?その結果、国会答弁をしていただろ?4月に副大臣になることが決定してたんだ。それと同じレベルだ」

あっ、それなら納得できるよ。僕の時は通常国会の最中だったもんね。

利之は副大臣になる予定無いのかな?と、思っていると……

「今のところ、副大臣就任の予定無いぞ。俺も副大臣に成りたいがな」

その時はまだ知らなかった、次の通常国会に三人揃って副大臣として出席することになることに。僕は総務、利之は郵政改革担当となることに。

まあ、一回経験した僕はまだいいけど、初めての答弁になる2人には、大変でしょうね。ただ、僕自身知らない事に答弁しなきゃいけないかという不安がこみあげるかもしれないけど。

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