1学期末テスト
さあ、運命をわける期末テスト…無事に副大臣になれるのか!!
僕は、今日から3日間テストを受けるんだけど、最初に判断科目を受ける。さらに、最後の科目が保健体育だけど…多分0点だろう…
「姉さん、今日から期末テストが始まるんだけど、お昼御飯の準備御願い」
「わかったわ、一丸ちゃん」
あと、いつ副大臣になるのか知りたいな~。さて、学校に来たんだけど、誰も教室内にいない…早すぎたかな…最後の確認をしよう。
数分して、よしちゃんと足利がきた。
そして、一時間目生態学のテスト、二時間目生物分類学のテストを受けた。3時間目は現代国語、4時間目は古典、昼休みを挟んで、5時間目は英語W・R、6時間目は英語Gを受けた。
次の日、一時間目は数学、二時間目は化学、3時間目は生物、4時間目は地学5時間目は物理、6時間目は公民を受けた。
最終日は、一時間目は地理、二時間目は日本史、3時間目は世界史、4時間目は、保健体育を受けた。これで終わりました。
その頃の官邸では…
なるほど~あの子は判断科目で判断基準を越えたか。流石、余の見込んだ子である。よし、明日の午後に臨時国会を召集しよう!(総理)
そして、僕の携帯が鳴った。
「はい、虹です。」
『おう、ご苦労。明日臨時国会を召集するんだが、今日中に動植物共同参画担当副大臣に任命したいから、官邸にこい』
「分かりました。6時頃伺います」
そして6時、官邸にて…総理の部屋に着いた。
「虹一丸、明日付けで動植物共同参画担当副大臣に任命する。任期は臨時国会閉幕迄」
「有り難く、お受けします。明日より粉骨砕身職務に邁進します。」
任命式を終えて、帰宅した。姉さんが夕食を用意してくれていた。
「一丸ちゃん、明日から大変よ。期末テスト、良くやったわ。」
「姉さん、ありがとう。明日からの臨時国会頑張るよ!!」
6月某日閣議にて
憲法解釈の改正を決定するために集まっている。総理をはじめとする閣僚に加えて、生物分類学者・生態学者も秘密裏に加わり、憲法でいう人は生物学上のヒトと動物と鉢植えの樹木をいうということで決定した。刑法の殺害・暴行・障害の客体としては生業としての収穫を除き、動物植物全般に広げることを決めた。
当然、幹事長はいないのである。高校に行っている間に決定したのである。
これを基に国会論戦をすることにしていたのだった。




