番外(大学生編2)
僕は、選択した科目の参考書・教科書を購入して、国会に出ています。
夜叉節さん「子供手当の法案成立に協力ありがとうございました」
夜叉節さんは子供手当の法案を出したんですね。僕のいない間に・・・僕・・・反対しないのに。
また、夜叉節さんは高校生の時から給料をもらっているんですけど、僕は今月に初任給を貰うことになっています。
初任給はまだまだですので、姉さんにお金をもらって暮らしています。
この前お風呂に行ったら、半額でいいって言われました。だけど、僕は大人の料金を払いました。
夜叉節さんは、子供を抱きながら答弁しています。
僕に飛んで来る質問はこの日はなかったんです。なので、予習・復習の時間としているんです。
テレビ中継をされていたみたいで・・・翌日野党より追及されました。
資本「虹副大臣は昨日何をしていたのか？それをする時であったのか？」
公暗「大学の予習・復習は国会でする事なのか？」
僕は困った挙げ句に謝りました。
「申し訳ありません。研究室・学業で余裕がなかったのでついうっかり国会で勉強をしてしまっいました。暫くして、大学に慣れればこの様なことをしなくなります」
しかし、野党の追及は止まりません。
ムッツリ「君の事情は聞いていない。国会をどの様な場所と思っているのか？」
「はい、国の政治の方向性を決める場所であると思っています」
この後、3時間以上も追及されました。
僕は、研究室新歓に出ています。
ここは、奥多摩。寮からは小田急とJRを乗り継いで来たんだ。駅からは歩いて2時間位で山の中です。
着いてから3時間で新歓が始まって、お酒を飲まされている人が多い中で、僕はジュースを飲んでいいと言われています。姉さんが圧力を掛けたんだろうか？
姉さんの政治力は僕の思っているより強そうです。
僕に歌えって先輩に言われました。・・・何を歌えばいいのかな？・・・・・アラシでも歌おうっと♪
アラシを歌っています。僕の声は必要以上に高いんです。だから、音程を外しまくりでした。
次の日、寮に戻りました。
公認・推薦
社会自由党
辻村 愛さん(選挙の時は25)
この人は文系で、数学が致命的な弱点と夜叉節さんの談ですけど、夜叉節さんが責任を持って衆議院議員候補者テストに合格させると言われました。
習志野 尚(28)新人
オールマイティ
その他現職
国民党
現職のみ
そして、自生党公認です。
現職は全員公認です(引退しない前提)。新人は10人位、参議院からの鞍替え組は4～7人位でしょうか？
引退を仄めかすのは自民系・民主系の人に10人程度いますけど、この内、何人が引退するのか判りません(今のところ)。
僕は、種子袋を作っています。この後、種子をテレホンカードで数えて袋に入れるんだ(紙製の袋)。これを蒔くことで実験を始めます。
一年の間は、特定のチームに属することができない。在来と砂漠の分類とその下にそれぞれのチームがあります。おてつだいに徹することを求められます。
種子をテレカで一体づつ数えることはめんどくさいって感じていますけど、研究では大事なことなんです(先輩談)。
袋の中の種子は発芽促進処理をされています。袋に入った種子はポットに蒔かれたり、地面に蒔かれたりするんです。
一年生にはさらに、鉢植えや地面に植わっている(実験で植わっている)植物に対する水遣り。最高・最低気温、記入時刻の気温・湿度を調べるという事を交代でする事となっています。政治家であったとしても例外ではありません。
