鉄道再生・参議院選挙
本会議ではある法案の決議が行われていた。地方鉄道の再生という問題に対する解決策というべきである。太陽光パネルの架線の上に設置する等の自然再生エネルギーを動力とした電化をする法案である。
一丸達がいない間にこの法案を成立させようととしている与党の議員に対して、野党は待ったをかけたいのだが、与党ペースで進む国会で抵抗は不可能だった。加えて、共産党は与党に摺り寄る姿勢を鮮明にしているので与党のペースで進み、この法案は成立した。
参議院議員選挙であるが、何せこの方式となって初めての選挙であるために殆んどの候補者は運動の仕方を試行錯誤の状態に陥っている。ある候補者は、街頭で演説、また、ある候補者学会での発言等ありとあらゆる手を使った選挙戦が繰り広げられた。
そして、投票日になった。
投票率は75%と高いレベルであった。
生態学選挙区(当選)
遷移学 6(内自生党出身2)
林学 5(同1)
動物生態 2(内1)
海洋生態学 2(同1)
総合(分類学を含む)5(同5)
医学選挙区(当選)
内科 5
外科 3
総合診療 8
神経精神科 5
薬学選挙区(当選)
20
工学選挙区
土木 5
機械 3
電気 3
化学 4
食品 5
儒学選挙区
陽明学 6
朱子学 6
心学 5
その他 3
歌学・天文選挙区
歌学 12
天文学 8
という結果となった。
その結果、非改選自生60等の議席は変わらない。但し、全政党が改選議席を失ったという。出身政党は当てに出来ない。参議院の非政党院となる第一歩として歴史に刻まれた。衆議院ではこの結果を受けても、激震となった政党は無かった。
高校生には政党政治こそ至高と思っている人もいるみたいで永田高校の2年生には激震が走った。勿論、60歳以上の(落選)政治家にも激震が走った。
落選参議院議員(野党) サイド
落選してしまった。先生、先生と言われなくなった。国会議員 落ちてしまえば 只の人 という川柳があったが、まさしく今の俺。
サイドアウト
落選参議院議員(与党)サイド
私は、生態学の選挙区で出馬したのであるが、10万票を上回る得票を得ながら落選した。まあ、桜丘大学の周りで6~7万票を得たので、衆議院に出ようかしら?そういえば虹さんは石川一区に移って、適当な人材がいないって嘆いていたわね。私が穴を埋めよう。
衆議院では、5教科だけど軽く合格できる。後は虹さんの後継(別に虹さんが辞める訳ではなく、選挙区を移動するだけ)として出馬するので、党の看板で戦いたいの。
サイドアウト
虹官房長官サイド
私の東京での選挙区に後釜として前参議院議員が決まるのかしら?本人から私に選挙区に自生党公認で出たいと連絡が入ったの。これで+1議席ですね。241で過半数を越えます。三党で310を目指すという目標には少し近づいたと思っていますけど・・・まだまだ発掘して行かないとね。
連立を組む国民・社会自由にはもっと多くの候補者を公認してくれると嬉しいわ。バンバン推薦するわ。今回落ちた候補者の中には衆議院に鞍替えしてもいい人はゴロゴロいるでしょうに。




