採点
僕達の採点の日になりました。学校に来た僕達のすることは先生に問題用紙を渡すことでした。採点の結果を見て判断すると・・・僕は東大A判定ですが、東大に入っちゃ駄目なんですよね!?なんか微妙です。利之も東大A判定ですけど、既に決まっているために出願しないそうです。亀井さんは東大、京大B判定です。出願することにしてました。
夜叉節さんは、受験していませんので未判定扱いとなりました。赤ちゃんを産んだので教室に来ていません。そう言えば、参議院立候補をする人は明日に採点をすることになっています。
サイドアウト
参議院立候補予定者サイド
翌日、私達は自己採点をしている。虹幹事長と同じ科目は8~9割の出来です。問題の選挙区(専攻)科目を採点してみると・・・8割以上獲れていた。(あくまでも自己採点)
立候補は出来ると思います。私の受験番号はせ258
サイドアウト
新立候補予定者サイド
俺は一般科目は問題無かったのであるが、選挙区(専攻)科目が微妙なことになっている。我は医学選挙区より出馬予定であるけど、微妙に痛風とかの問題でポカをしていたのかもしれない。採点でそのことがはっきりとした。
与党と共闘して、医学の発展をさせたいと思えばこそ、医学の問題でのポカが悔やまれる。これでも合格していれば、まだ希望があるんだけど。我は受験番号い382
サイドアウト
そして、結果発表・・・
せ 1 3 5 8 10・・・・・258・・・・・
い 1 7 50・・・・・・・・382・・・
て・か ・・・・・・・・
や・・・・・・・
こ・・・・・・・・
じゅ・・・・・・・・
立候補を出来る人は決まった。
時は逆のぼり・・・
一丸サイド
採点の終わった僕と利之は、夜叉節さんの入院している病院に行きました。
「二人とも、センターどうだったの?」
「俺は、万全だった」
「僕は・・・英語が少し」
僕は項垂れました。ヒアリングが少し間違えていましたので。
「大丈夫よ、君の様な子の実力を持ってすれば」
「夜叉節さん!」
「そうだぞ、お前は出来る子だ」
「利之!」
二人に頭を撫でられています。慰めの意味合いが強いんです。
それから、僕と利之は赤ちゃんを見に行きました。利之と雰囲気が同じような気がします。
「俺の子はこんなに可愛いのか!もう一人産んでもらわないと」
「可愛いんだけど、お父さん似ですね」
「お前に似ると只の子猫の風貌だな」
「僕、猫に見えるの!?」
「まあ、可愛いさではそう見えるな。犬ではチワワのような感じだな」
そして、打ち上げに向かったんです。
与党生徒打ち上げ
会場は、プリンス・・・
永田高校をはじめとする与党と関係のある生徒の大学入試センター試験の打ち上げが始まりました。
亀井さん・利之の国民党コンビ、僕・喜多見さんの自生党コンビが中心的なのですが、社会自由党の人は誰もいませんでした(生徒政治家としては)。浪人生の社会自由党政治家はいましたけどね。
社会自由党の人は、一浪しかしないということでした。夜叉節さんは病院で赤ちゃんと一緒にいます。




