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高校生幹事長   作者: 源綱雪
3年生
224/240

採点

僕達の採点の日になりました。学校に来た僕達のすることは先生に問題用紙を渡すことでした。採点の結果を見て判断すると・・・僕は東大A判定ですが、東大に入っちゃ駄目なんですよね!?なんか微妙です。利之も東大A判定ですけど、既に決まっているために出願しないそうです。亀井さんは東大、京大B判定です。出願することにしてました。

夜叉節さんは、受験していませんので未判定扱いとなりました。赤ちゃんを産んだので教室に来ていません。そう言えば、参議院立候補をする人は明日に採点をすることになっています。

サイドアウト


参議院立候補予定者サイド

翌日、私達は自己採点をしている。虹幹事長と同じ科目は8~9割の出来です。問題の選挙区(専攻)科目を採点してみると・・・8割以上獲れていた。(あくまでも自己採点)

立候補は出来ると思います。私の受験番号はせ258

サイドアウト


新立候補予定者サイド

俺は一般科目は問題無かったのであるが、選挙区(専攻)科目が微妙なことになっている。我は医学選挙区より出馬予定であるけど、微妙に痛風とかの問題でポカをしていたのかもしれない。採点でそのことがはっきりとした。

与党と共闘して、医学の発展をさせたいと思えばこそ、医学の問題でのポカが悔やまれる。これでも合格していれば、まだ希望があるんだけど。我は受験番号い382

サイドアウト


そして、結果発表・・・


せ 1 3 5 8 10・・・・・258・・・・・

い 1 7 50・・・・・・・・382・・・

て・か ・・・・・・・・

や・・・・・・・

こ・・・・・・・・

じゅ・・・・・・・・

立候補を出来る人は決まった。


時は逆のぼり・・・

一丸サイド

採点の終わった僕と利之は、夜叉節さんの入院している病院に行きました。

「二人とも、センターどうだったの?」

「俺は、万全だった」

「僕は・・・英語が少し」

僕は項垂れました。ヒアリングが少し間違えていましたので。

「大丈夫よ、君の様な子の実力を持ってすれば」

「夜叉節さん!」

「そうだぞ、お前は出来る子だ」

「利之!」

二人に頭を撫でられています。慰めの意味合いが強いんです。

それから、僕と利之は赤ちゃんを見に行きました。利之と雰囲気が同じような気がします。

「俺の子はこんなに可愛いのか!もう一人産んでもらわないと」

「可愛いんだけど、お父さん似ですね」

「お前に似ると只の子猫の風貌だな」

「僕、猫に見えるの!?」

「まあ、可愛いさではそう見えるな。犬ではチワワのような感じだな」

そして、打ち上げに向かったんです。

与党生徒打ち上げ

会場は、プリンス・・・

永田高校をはじめとする与党と関係のある生徒の大学入試センター試験の打ち上げが始まりました。

亀井さん・利之の国民党コンビ、僕・喜多見さんの自生党コンビが中心的なのですが、社会自由党の人は誰もいませんでした(生徒政治家としては)。浪人生の社会自由党政治家はいましたけどね。

社会自由党の人は、一浪しかしないということでした。夜叉節さんは病院で赤ちゃんと一緒にいます。

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