高校最後の学期
僕の高校最後の学期が始まりました。
始業式を終えるとクラスで勉強が始まりました。なんたって、僕達の学年は大学受験生ばかりですので。お休みしてられないんです。
休み時間に
「ショタ幹、センターの自信は?」
女子が聞いて来たんですけど・・・
「分かりません、当日の体調次第です」
こう答えます。
総理の息子は
「お互い全力でセンターに立ち向かうぞ!」
って励ましてくれました。僕は
「うん!負けないよ」
と応じました。
その次の休み時間
「ショタ幹、抱っこさせなさい!」
「えっ!?何で!?」
「私のテンションが上がるから」
僕がショタコンさんに抱っこされかかった時、総理の息子がその女子の方に
「将来の総理候補を何してるんだ?」
と言ってくれたんだけど
「私のテンションを上げる為に抱っこは必要不可欠よ」
と譲らないんです。
「なら、ワイを抱っこするか?」
「冗談を!可愛い(と軽い)ショタ幹だからいいの」
僕と総理の息子では、30㌔㌘以上違います。僕の身長を加味すると妥当な体重ですが、それだからこそ抱っこされかかったんです。
僕は、夜叉節さんの所まで逃げました。夜叉節さんは、大きなお腹をしていますけど、そのお腹に僕の頭がすっぽりと隠れてしまいました。全身を隠せるんです、夜叉節さんの後には。利之だとこうはいきませんけど(苦笑)。
ショタコンは、僕が居なくなったことでテンションを下げて、一年生のクラスに行ってしまいました。
サイドアウト
夜叉節サイド
また、一丸ちゃんはショタコンに狙われている。可愛いので、抱っこしてあげたいってことはわかるけど、本人が嫌がることをするのはどうなのよ。
こっちに逃げて来て、私の後に隠れるつもりね。良いわよ、安全は保証してあげるわ。小さな子を守るのは大人の役目ですもの。(見た目)
ショタコンが来た。一丸ちゃんを探しに。
「秀子さん、ショタ幹、どこに行ったの?」
「こっちに来て無いわよ。トイレに行ったんじゃない?」
「と、トイレ?」
男子トイレに入るのに抵抗感あるみたいね。
「どうする?」
「抱っこできるなら、行く!!」
行ってしまった。
「一丸ちゃん、もう安全よ」
一丸ちゃんは、出て来ない。立ったまま寝ている。まあ、次の時間は保健だし、このまま寝かしていても実害ないわよね。席には座らせて置かなきゃですが。
サイドアウト
ショタコンサイド
えらい目に遭った。痴女呼ばわりされ、ショタ幹はどこにも居なかった。クラスに戻ってくると、座って寝ているじゃない!
私のテンションはただ下がりで、この高校での評判は悪くなる一方よ。どうしてくれたんだ、秀子。
サイドアウト
利之サイド
秀子の後で寝るまでの一丸の過程は目撃しているのだが、ショタコンに一丸の居場所を教える気にはなれなかった。秀子からのお仕置きが来る上に、一丸から代表に話が行くか秀子から話が行く可能性があるからだ。命もそうだが、地位をこんな下らないことで失いたく無かった。




