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高校生幹事長   作者: 源綱雪
3年生
216/240

国会準備

主人公は出ないつもり

私は官房長官として、国会の開会をいつにするということを決めないといけない。総理と相談して、1月8日に開会することにしたわ。

記者会見

「あけましておめでとうございます。今年の通常国会の開会は1月8日といたしました。今年も重要法案は盛りだくさんであります。国民の皆様の支持を得て、改革を進めて参りたい」

そして、センターを前にしている参議院議員と高校生、浪人生に対しては

「皆様、今から追い込みです。14、5日にセンターをするので、そこまで頑張って下さい。」

国会開会の報告会見は、このまま終えたの。そして、閣議に出ました。

「本日より可決する法案を決めよう」(総理)

「私は、幼保一元化と幼保の無償化はせめて可決して頂きたい」(私)

「そう言えば、新幹線各駅の特急料金廃止の方はどうなったの?」(郡山大臣)

「社会実験中であると思うが、どうなっておる、官房長官?」

「まだ、実験中です、総理」

閣議は終り、参議院議員(改選する)は勉強をするために国会図書館に行ったわ。私達、衆議院議員の閣僚は問題を作る為に部屋に籠った。

私は生態学を担当しています。まあ、最終的には総理が確認することになっているんですけどね。医学は厚生労働大臣の担当です。

サイドアウト


防衛大臣サイド

俺は副大臣を孕ませて、受験であるにも関わらず大臣続行をすることになってしまった。副大臣以外とも関係を持っていることを明らかにすることはできない。俺のトップシークレットである。

俺の受けるセンターではないので、どんな風になってもいいとも思う。

サイドアウト


総理サイド

余は、施政方針の原稿を作っておる。今年は乳幼児の福祉の充実と交通政策を中心とした政策を立てるのが良いと思っておる。

そして、創案を作って見たのだが、ワープロで変換をすることを忘れて平仮名の文書となってしまった。

それを毛筆で清書をすることにして、清書が終わると直ぐに読む。うむ、流石余だ。パーフェクトな出来である。それに、最近は文をしたためていなかったのだが、達筆である。これならば、どの様に取られるのかの心配は要らぬ。

サイドアウト


夜叉節サイド

私と利之は、郡山大臣(私の政党党首)から施政方針を聞かされています。郡山大臣は子供手当のことには触れてはくれなかったのはちょっと残念でした。私も利之も子供を育てるだけの稼ぎはないので、少し援助があると嬉しいって思っています。

私から切り出した。

「党首、私、子供の出産のお金と子育ての支援をして欲しいの」

「あい、解った。出産費用は党で負担しよう。子育ての支援は、4月以降に検討をする」

取り敢えず、出産費用は確保できたわ。子育ては夫婦で暫くは賄っていかないといけないってことよね。利之の両親に援助してもらおうかしら?孫の顔を見せる訳だし。

サイドアウト


利之サイド

秀子から、俺の両親に子育てのお金を貰いたいと言われた。だけど、両親には軽い負担で済ませたいので、バイト探しを本格的に始めた。

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