大晦日
僕は、朝からお風呂に来ています。大掃除は昨日に終わっていますので、今日は何もする事が無いのです。御節は党の支部の人が作ってくれています。飾りつけもその人がしてもらえています。
体を洗って浴槽に浸かって出ます。勿論、風呂上がりのジュースは欠かせません。オレンジジュースです。それを飲みながら本を読んでいます。
漫画ですけど、幕末~明治を舞台にしたバトルをメインとしたラブコメなのですかね?それを読んでいます。
僕は、流浪人ということを知らないので、この漫画はハッキリいうと分からないことばかりです。
実家に帰ると蕎麦が用意してありました。僕は、蕎麦食べれないんです。アレルギーがあるので。僕のうどんも用意してもらえました。
うどんを食べて、紅白を見ています。大看板のグループは何処がいいんだろう?S●Aや、TK等の方がいいや。アイドルとしての歌としてね、歌えないけどね。
演歌の人が唄っています。この調子は上手いって思っていますけど、僕の音階では出ないと思ったんです。
ニュースが途中に入って、姉さんが映ってました。ちょっとだけ化粧が濃いんですけどね。
紅白を視た後、直ぐ寝ました。
サイドアウト
姉サイド
私は、官邸の官房長官の部屋で仕事納めをして過していた。公務が入らなければいいよねって思っていると・・・記者会見を午後イチでする事になったの。
今年の振り返りと来年の方針を述べるって内容の記者会見よ。
「本年は真に忙しい一年でした。私の官房長官就任は弟の副大臣辞職と入れ替わりでなったって思っていらっしゃるかもしれませんが、弟は大事な受験となったので副大臣を辞職したのであって、私の入閣とは何ら関係がないことを明らかにします」
「次に忙しさは今年は一番大切な方向を決めることがあったので忙しかった」
「震災からの復興をするために色々考えて、実行してました」
「次は再来年に、私達自身の試験を控えておりますが、4月には我が弟をはじめとする子が内閣に戻ってくる(副大臣として)。だから、その子達と力を合わせて政権運営をしていく」
それを終えると、公邸で忘年会をする。閣僚が揃ったので、ビールを注ぎ、乾杯の合図を待つ。防衛大臣は、ノンアルコールではあるんだけどね。
忘年会に引き続き、私達は蕎麦を食べた。高級な料亭の蕎麦を頂いてしまったので、弟に申し訳ないって思ったんだけど、弟は実家で(伝統の)うどんを食べている事を思うに別にいいと思った。
サイドアウト
総理サイド
余は、大臣を集めて忘年会を開いた。来年もこのメンバーで頑張らないといけないので、労いである。早々にセンター試験を控えている与党幹事長・参議院改選組には、しっかりと受かって貰わんと困る。
「防衛大臣、副大臣を孕ませたな!受験生であっても大臣を継続してもらう!!」
「えっ、総理?それは」
「罰だ。これまでの前例にないことをしたんだ。自己責任である」
余は、防衛大臣に受験生としての口実を封じて大臣継続を言い渡した。




