野党分裂
自由資本の分裂は間近になっている。エロ系と実業との争いである。
数日して、エロ系は新党を結成。名前はエロ資本の会で参議院5、衆議院10。さらに、分裂の勢いは増すばかり。流通系と工業系で分裂が起きつつある。
流通系は安く物を売りたい、工業系は高い物を売りたいという欲望を持っている。
新党を作ったエロ系は月の党との合流で維新という名前の党を作ることに合意した。合流の時期は来年の2月前半を予定しているようです。
公暗での分裂はない。
共産では、政権に近付こうという勢力とこのままの距離感を保とうという勢力がせめぎ合っている。何時、分裂しても可笑しくない。全体的には、与党の幹事長の可愛い容姿にはまってしまいそうだ。
工業系は残る積もりでいる。出ていくとすれば余程の事だと思っている。
流通も譲る積もりはなく、この2つは平行線である。
少数派の鉄道派が党を離脱、無所属になることを明らかにした。
争っている2派は、コイツらのお陰で党がまとまっていることを再認識すると共に離脱しないように説得を始めた。
共産の分裂、一部の与党への接近の開始
内々に共産色を弱めて社会自由に接近を図る。勿論、社会民主を掲げている。マルクス・レーニンどこ吹く風である。
校内でも、人民は共産と対立を激しくしている。人民は共産に入れないことになった。
人民は、毛沢東の理想を絶対と思っている人が多いので今の共産に入ろうという人はいないのである。
一方で維新は着々と資本を浸食しようとしている。特にエロ本で。
エロ本で釣れるのは男だけではなく、女も釣れた。男は女の裸で釣ったのだが、女はBLで釣ったのである。
資本の寝返りはひどくなっていく。維新は楽に資本を越える勢力を持つ事になるだろう、近い内には。
校内の別の野党、おれたちは野党というより与党に近いと思っていていい。実際に一丸と親密な足利は与党寄りということを公言して憚らない。その内に与党に入るのではないかと言われている。与党としても足利を入れることに躊躇しないように見える。
足利は、常々、与党に入りたいと思っていた節があり、野党の一員であることに対しては苦々しく思っていた。
そもそも、野党にいたのは先輩の不満の受け皿だったからである。だから、一年生になる前に野党の一員になっていなかったならば与党の方についていたと思っている。
そして、話は自由資本の鉄道派に戻る。
こっそりとアニメ等のオタクを引き入れて非公式に政治団体`オタクの会'を結成。何時でも自由資本を離党して新党を結成できる用意を怠らずにする。
アニメ・漫画オタクは議員ではないのだが、次の総選挙で公認する(自由資本を離党していた場合)と言われた為に鉄道派を応援することになった。
その時、与党では統一会派の結成を準備していた。統一会派を結成するのは国民と社会自由で`社会民主の会'という統一会派名であった。
それを夜叉節秀子と前田?(夜叉節)利之とで纏めることになっていた。




