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高校生幹事長   作者: 源綱雪
3年生
202/240

誕生日(一丸)

僕、18歳になりました。結婚できる年齢になったんだけど、この外見じゃね・・・相手がいないのでいいんですけどね。

高校ではクラスメートにお祝いされました。女子のショタ幹っていう渾名にはうんざりですけど・・・男子が一丸って言うことは嬉しいんです。同い年って思ってくれているってことですので。

帰宅して、姉さんが休暇を取ってくれてお祝いしてくれました。

クラスメートはプレゼントとして鉛筆セットをくれました。

今、姉さんのプレゼントを待ってます。


姉さんが渡してくれましたけど、期待していた物とは違い、何故か絵本でした。

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姉サイド

私は、弟のプレゼントを何にすればいいのだろう?って思っている。鉛筆セットは他の人からもらっているだろうし、本といっても絵の本はあまり持ってないわねあの子。

官邸でのお仕事を早く終えた後に、本屋に行き絵本を買った。この本は手頃ね。`森の☆●さん'

それを貰い(金は払った)一丸ちゃんと住んでいる議員宿舎に帰った。

一丸ちゃんが帰ってきた後に、絵本を出した。

「これを読んでみまっし」

「これって・・・子供の本だよね?」

「その容姿で拒否しないでよ?絵本に触れるのも良いわよ」

「分かった、姉さん」

そう言って、弟を納得させて寝かしつけた。後は義文・中津兄妹から来たプレゼントを何時渡すべきかを考えている。

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義文サイド

俺はかずちゃんにフィギュアを送ることにした。勿論、動物だけどね。カノンは静樹と選ぶらしいんだ。あまりカワイイのは止そうね、かわいい子に送るんだけど。

さて、どんなんが良いのかな?イヌ?猫?兎?それとも馬?どれが良いのかな?悩んだ末、イヌのフィギュアを選んだのだ。

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中津兄妹サイド

私達は、一丸ちゃんの為になる物を送ることにした。兄はパソを送ると言った。私は手帳を送る方が良いって意見した。


この兄妹は、結局手帳を送ることにした。

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姉サイド

次の日、私は一丸ちゃんが起きる前に故郷より届いた誕生日プレゼントを枕元に置いておいたのでした。総理より本(赤本!必要としないのでしょうが・・・)のプレゼントが届いたことも報告します。

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総理サイド

余は、幹事長に是非桜丘大学に進んで欲しい。この機会(誕生日)にかこつけて赤本を買ってあるので、幹事長に送っておけば良いか。名目は誕生日プレゼントと言うことにすれば良いか。

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一丸サイド

誕生日の次の朝、故郷からのプレゼントを開けてみると、義ちゃんからは犬のフィギュア、中津兄妹からは手帳が届いています。どちらも嬉しいんです。フィギュアはコレクションですね。手帳は実用的なものでした。総理よりは赤本です・・・よほど、僕を代償植生学の道に進ませたい様です。僕も興味深い分野ですからいいんですけどね。

サイドアウト


石部サイド

私は、婚姻届を送ろうとしたのに、届かなかったみたいね。義姉さんが捨てたのかしら?本当のところは解らないわ。

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