表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
高校生幹事長   作者: 源綱雪
一年生編
19/240

参議院改革

いよいよ、通常国会も終盤です。

条約の批准を国会で認めて頂いた次の日、参議院改革の法案の骨子を纏める為に幹事長の会合がいつも通りの永田高校で行っている。

参議院改革の内容は、学問を選挙区として、6つとしたいとの指示が出ている。しかし、僕は6選挙区の意味を理解してない…

「ねぇ、二人共これが指示書なんだけど…」といって一枚の紙を二人の前に広げた。

「なるほど、選挙区は学問か…1人6票ってとこか」

「そう読めますね。これの何処に引っ掛かってるの?」

「1人一票が原則でしょう。たから、あり得ないと思ってしまって…」

う~ん、永田高校の生徒会の選挙の仕組みを参議院に適用するつもりかな?

「違うと思うぞ、一丸。永田高校は自分の点数が票になるが、これは、選挙区が平等に1人当たりの投票数になるんだ。一つの選挙区あたり1人一票は変わらないぞ」

な、なんだそういうことだったんだ!!了解

「一丸ちゃんも理解したからこれはOKよね?」

「選挙区の分け方なんだが、(OKだ秀子)生態学、医学、薬学、工学、儒学、未来創造でどうだ?」

「「異議なし」」

僕達の会合は終わり、その結果を国対委員長に見せて、党議拘束をしてもらえる様に頼んだ。その日から通常国会の閉幕迄、参議院改革の法案の審議をすることになった。僕達の仕事は一旦、終わり。参議院の審議を先に行うことになった。自分達の問題と自覚してたから、納得した形で衆議院に回した方がいいからといった理由かららしかった。これは意外に効果があるのかな?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ