百万石
僕は、百万石の駅に居ます。もちろん、祭に出るためにです。僕は、何故か利常、隣は珠姫役の幼女です。うん?僕は子供の役ですか?利之は利家の長兄、夜叉節さんはその妻の役をすることになっています。利之は、することを喜んでいるみたい。夜叉節さんも同じです。
僕の横には亀井さんがいます。母親代わりだそうです。
祭のコースは駅前~市民の台所(再開発ビルの前を通るんだけどね)~大名の祖を祀る神社前~百貨店(地元資本)~市役所前~公園下(名勝)~お城です。
僕の役割は、見学者に笑顔で手を振ることです。小学生女子がこちらを見て赤くなっていたりするんだけどね。亀井さんの指示に従いあちらこちらに手を振り分けて笑顔を振り撒く。大臣をしてないだけ名前は有名にはなってない様です。
「あっ、リ○ァーレだ!ねぇ、お兄ちゃん」
今のは珠姫役の女の子で、僕に向かって言っている。
「そうだね、珠?」
僕は利常を装って言う。
これで良かったのかな?
リ○●ーレを過ぎて10分、僕は、市民の台所の前にいる。姉さんによると、再開発は最初に高層ビルを建てることになっていたんだって。でも、バブルの弾けた後で低層(5F)に切り替えられたんだそうです。
珠姫役の子が、
「お魚!!食べる」
と、テンションを上げています。
僕は亀井さんに
「後で、お魚を買ってきていい?」
って聞いてみた。
亀井さんは
「あら、いいわね。鰆をお願いね」
と了解していただきました。
亀井さんは、お魚の店に電話して、お魚の予約をしたんだ。
祭は、進みました。金融の街にいます。地域の銀行本店・信金の本店・都銀の支店と証券会社・保険業の支店が犇めきあう街です。実は、僕の口座のある銀行の本店もあったりする。
金融の街を抜けて、香○坊に入る(新聞社は昔香○坊だったらしい)。同時にホテル(ビジネス、観光)と百貨店の街に入る。
そして、再開発ビルに入っている百貨店の前に着いた。このビルを曲がって市役所を通ると美術館に出た。
百貨店の前で珠姫役の子が
「ここで、好みの玩具が買えるのよ。私もここの玩具売場でお人形を揃えたの!」
って言った。
僕は
「僕も玩具はここの通販で買ったんだ」
と言ってしまった。
そしたら、亀井さんがツボにはまった様でショタ幹は意味があったのねと理解されてしまったんです。
あ、僕のイメージが・・・幼いってことで固定されてくる様で恐いんです。
祭は、市役所の前に着いた。
市長とかいろいろな人に声を掛けられています。市役所を過ぎて、美術館の前に着いた。そこで左に曲がり、公園(庭園?)を左に見ながら城の門の下を抜けて、坂を登り、城の門を抜けて、城の中に到着しました。
そこで、祭は解散をしたんだ。
僕、亀井さん、夜叉節さん、利之は市民の台所に行ってお買い物。お魚を買って来たんだ。鰤とかは無かったんだけど、夏に食べるお魚は出ていたんだ。
僕達は東京に戻り、体育祭に出ることになっています。特急に乗って東京に戻った。




