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高校生幹事長   作者: 源綱雪
3年生
180/240

文化祭

僕は、文化祭の準備をしています。僕の受け持ったのは装飾です。クラスで飲食店をすることになったので、飾りをするんです。夜叉節さんと利之は、料理レシピを考えています。夜叉節さんは自分の身体を考えながら進めています。利之は夜叉節さんを気遣いながら進めています。

これはどこに飾ったらいいかな?僕は鈴を持ちながら考えています。あっ、黒板の上がいいや!

僕は、机を重ねてもらってその上に乗った。そして、飾り逐えた。


そして、当日

クラスでの僕の役割は着ぐるみを着てのマスコットです。何だか変な気分です。姉さんが来るのにこんなところを見せることになるのかな?

今日の営業が始まった。僕は入口で笑って座っているだけです。クラスの中は朝から非常に忙しくなっているんだけど、僕の出番が来ないんだ。

そのうちに、姉さんが来た。僕の姿を見て喜んでいるみたい。姉さんは、クラスの中で珈琲を選んで飲み、クラスメートに『弟がいつもお世話になっています。ありがとうございます』と、礼を言っています。

珈琲の値段は320円です。もちろん、クッキー付きで美味しいんだ。

えっ?コメダより高いことはないって思うよ。390円より良いでしょ。朝限定ではないのがミソだよ。

もちろん、朝セットを作ろうって話もあったんだけど、文化祭の間だけなのに勿体無いって言う声が大きかったんだ。

僕は姉さんが来てから一緒に回ることになった。姉さんは僕を抱っこしながら、

「今日は政治家ではなく、一般人としての私だからね。官房長官としての業務は副官房長官に任せたわ」

っておっしゃられました。


お昼頃・・・

僕は姉さんがクラスメートと一緒に観光したいっておっしゃられたので、クラスメートと相談して全会一致で店(クラスの出し物)を閉めて観光に出掛けたんです。出掛けた先は箱根、小●○の特急で湯本へ。湯本よりバスで芦ノ湖へ。

箱根では関所や湖上の遊覧船を楽しみました。

帰りはロープウェー等を使い、湯本の駅に戻りました。湯本の駅で姉さんが

「男女別に分かれて温泉に入って行きましょう」

と言って、僕達は男女に分かれている最中にショタコンの女子が、

「ショタ幹はこっち!」

と叫び姉さんから怒られていました。

結局、僕は利之達とお風呂に入りました。ショタコンの女子は少し残念そうに見えたんだけど、ここで妥協すると図にのりかねないんだって。

お風呂から出て、帰宅しました。


次の日

僕は、クラスメートと一緒に参加しています。後輩の出し物を見たり、参加して楽しんでいます。クラスメートは男だよ。

サイドアウト


姉サイド

私は、一般人として弟の文化祭に来たの。官房長官はお休みして楽しんでいました。弟の私の知らない一面を見れて満足したわ。

それから、弟・弟のクラスメートの皆で箱根に出掛けたの。温泉に入って来たのは良かったわ。但し、弟を女子風呂に入れようとした子は叱らないとね。

叱っている間に泣いていたけど、手加減しないわ。だって、弟の一番嫌がることをしようとしたんだもの。

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