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高校生幹事長   作者: 源綱雪
3年生
173/240

中間テスト

僕達は、一学期の中間テストをすることになっています。政治家メンバー全員が一緒に受けれないのが寂しい。

一組(中道)は僕、夜叉節さん、利之です。2組は自由生命の政調会長です。3組は亀井さんです。2組には政務官が2人、3組には政務官が3人います。男子は各々1人づつです。

政治家の息子の豊臣君と“おれたち”の足利君は4組にいます。僕達一組より他のクラスの人の方が大変ですよね。僕のクラスは全て記述だから途中点を期待できるけど、他のクラスはマークだからね(今回から)。

マークはセンター試験対策の面もあり、嫌ではないんだけど、記述の方が好みです。暗記は余り得意ではなく、間違って覚えるのが怖いんです。

クラスの中にいます。一日目の朝です。

夜叉節さんと利之は僕の近くで勉強をしています。あっ、ショタコンの人がきた。

「ショタ幹、おはよう」

僕はつんこんだ。

「ショタ幹じゃないし・・・おはようございます」

「何言ってんの、ショタ幹?あんたみたいに可愛い幹事長は他にいるとでも?」

逆ギレです。ロリの人は眼に入らない様で。

「防衛大臣はショタだよ?」

「あの子は見た目だけよ。中身はエロでしょ?」

その人は、僕は中身もショタって言っている様に聞こえます。

「僕の中身は剛腕って自覚しています」

「何処が剛腕?成績が良くてもそうなれないわよ」

一枚上手です。

「早く法律案を通すことが多いでしょ?僕が幹事長になってからだよ」

「あんたがただ単に可愛いから周りが仕事をがんばってるだけでしょ?気がついて無かったの?」

「僕が幹事長になる前は簡単には通すことができなかったよ?」

「与党が違うの!!」

これから、一限目までこってりと自覚させられました。

「与党がどこでも、幹事長はいますよ?」

「そうじゃなくって、あなた方三人が憲政史上初の未成年幹事長でしょうが!!」

まあ、この位で・・・

一限目のテストは国語でした。僕の大好きな教科です。現代文(論説文、小説)2題、古文、漢文各々一題です。

2限目は数学です。最早、計算問題は皆無で文章問題ばかりで、式を作る能力も見られます。

3限目は、英語(リスニング)僕の苦手な科目です。発音を聞き間違いするととんでもないので、耳をほじくって間違えないようにします。

4限目は、英語(ライティング・グラマー)でした。文法(グラマー)は得意です。ライティングにしても、苦手意識はありません。


次の日は、理科デーで物理、化学、生物、地学です。どれも、しっかりとできるはずです。

その次の日は、日本史、世界史、地理、公民です。世界史が一番苦手です。

そして、テストが終わりました。

僕の今回の成績は、満点でした。

サイドアウト


夜叉節サイド

私は、子供がお腹の中にいるので、正直眠いのよ。でも、私は今回のテストをパスしません。妊婦でも満点を取れることを明らかにしてみます。ここで怯んだら女が廃るという理由でぶつかった結果、満点を取りました。

サイドアウト


利之サイド

俺も満点だった。

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