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高校生幹事長   作者: 源綱雪
3年生
170/240

連休

僕は、この時期故郷に帰るんだけど、今年は受験生だから出来ないんだ。因って、僕は東京で過ごすことになってしまいました。

一方、姉さんはアジア歴訪の為に日本には居ません。インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナムを回るんだって言ってたんだ。

僕は、一人ぼっちになった気がして静君にメールします。

『寂しいよ、静君』

僕は寂しがり屋で甘えん坊ですけど、政党の幹部で与党の実力者なんだよね。性格を甘えん坊とか寂しがり屋じゃなくしないとこれから大変ですね。

少しすると返信が来ました。

『今年は夏までおわずけか?義文と妹に言っといてやるよ』

そして、続きは

『妹がまた身籠りました。子供が増えます』

しばらくすると・・・

ピ~ンポ~ン

中津カノンさんでした。

「一丸ちゃん、遊びに来たわよ」

「中津さん、いらっしゃい。よしちゃんは?」

よしちゃんはどうしたんだろう?

「義文は部活で忙しいの」

そう言う中津さんは男の子を抱いています。勿論、よしちゃんの子です。

部屋に入った中津さんは、赤ちゃんを僕の隣に座らせて写真を撮ったんだけど、ネット上にupすることにしたらしいんです。

写真のタイトルは、兄弟・・・確かに知らない人が見たら、兄弟に見えるかも知れない。

僕は幹事長ですよ、中津さん?僕のことを良く分かってますよね?

中津さんは料理を始めた。僕の好みをよしちゃんから聞き出しているらしいので、手元を見てみると・・・オムライスだった。僕はその後、男の子と遊んでいる。積み木だとか塗り絵だとかね。一歳になってない(?)子と僕はこんな遊びしかないんです。

そうこうしている間にオムライスが出来ていました。僕と中津さんの分です。男の子は母乳を飲むんだって。僕は、ご飯を食べた後にお風呂に入りました。その間に授乳をされていた様です。僕がお風呂を出たら、中津さんと男の子が入りました。

お風呂を出た中津さんは、本人を真ん中に僕と子供を両脇に寝かせました。川の字逆バージョンですね。真ん中が一番体が大きくて両脇が小さいので。

僕が夜中に起きて便所に行こうとした時、中津さんが起きてきて僕を抱えた。僕はそのまま便所に連れて行かれました。中津さんは便所の前で待ってくれています。

僕は、便所の用事を終えると布団にまっしぐらで布団の中で寝てしまいました。中津さんは、便所に入った様です。


翌朝、中津さんのご飯を作る音で目が覚めた。僕は、何を手伝えばいいかなって聞いたんだけど、子供は何もしなくていいと言われました。でも、男の子の面倒を見ることにしました。

朝食は和です。ご飯と味噌汁と漬物で、僕が食べやすい大きさに切ってあります(漬物)。さらに、離乳食も作ってあり、中津さんの子に作っていたそうです。

ご飯を食べた後、中津さんに遊園地へ連れて行かれました。秘書の一家も呼んで楽しい時間を過ごしました。

サイドアウト


中津カノンサイド

私は、義母様から一丸ちゃんの面倒を頼まれたの。我が子を連れて行っていいと言われたので、連れて行きました。

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