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高校生幹事長   作者: 源綱雪
一年生編
15/240

小与党・無議席野党

1200突破記念

【国民党】

4年前に成立した、郵政民営化だったけど、郵政民営化が実現してから、特に地方のサービスの低下というマイナスの影響が出てきているから、郵政民営化の見直しが必要とされるんだ。しかも、現場の人間のジレンマにもそういうことをしたいけど、出来ないということがある。そんな訳で、この法案は非常に重要なので、何としても通過させないといかん。そして、我が党の公約ですので、支持者の期待を裏切ったら、切腹ですので、守ろう。

~ここからは代表の回想~

あれは、4年前の2月のことだった。儂は自民にいて、郵政民営化法案の党議拘束に対し、造反した。それでも、その法案は衆議院を通過して、参議院で否決した。儂の同志が否決に協力したからだ。私は自民を追い出され衆議院も解散された。そんな時、渡貫さんと新党として、国民党を作った。3月の総選挙で渡貫さんは落選した!そこで、急遽、儂が代表の座に就いたのだ。

~回想おわり~

【社会自由党】

わたしが、話す番ね。わたしは、この党首よ。4年前の郵政解散の時はまだ大学生だったわ。だけど、参議院で否決したら、衆議院を解散なんて横暴だと思っていたのよ。わたしが、党首になったのは選挙の1ケ月前なの。25歳になって直ぐよ。党の若返り戦略よ。見事当選したから、恩義を返させてね!!自由生命党。あと、郵政解散の時から、社会自由党だったわよ。本当に自生党の推薦が無かったらどうなっていたやら

(党首から、長老に話者は代わり)わしの若い頃は、55年体制下だった。その頃から、形を保っている党は、我が党と共産のみじゃ…わすれておった公暗もそうじゃった。



<日本たちあがれ>

本部にて…以下の様子

党首の石部ヒロ子は悩んでいる。自分は政治に興味なかった。振り向いて欲しかったのに自分と距離をとって、振り向いてこないで政治家に成った幼なじみへの腹いせでたちあげたのだ。たちあげて気が付いた…もう、想いが伝わることはないことを…そして、敵対するしかないことを…

「本当にバカよね…一方通行の想いだって気付かなかったし、敵対するしかなくなっちゃった。」

そして、失恋をしたことで後悔している。

「党首、候補者の選定は終わりましたか?」

「あっ、失恋のショックで忘れてました」

秘書は呆れている。こいつは幼なじみへの腹いせで作った政党で失恋したからあほだと…

「とにかく、早めに候補者の選定を終わらせてよ」

全く、公約を勢いであんな《売春の合法化》なんてしちゃったんでしょ…本当にバカよね、私

さて、そんなこと関係ないわよね、この人タイプよ!?

公認候補者第一号

28歳、イケメンホスト

公認候補者第二号

30歳、ホステス

やっぱり、タイプですか、公約の決め方といい、候補者の決め方といい、本当にバカ丸出しだなこの人…

「なんか、すごく腹が立つんだけど?」

危ない…この党首本当に勘だけ鋭い…お仕えするしかないが、実は、苦手だ離党しようかな?

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