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高校生幹事長   作者: 源綱雪
二年生編
143/240

予算委員会2

僕は、予算委員会に出ています。予算委員会で、僕達の成績を話し合っています。何故、僕達の成績が国会で話題になっているのかわかりません。僕は、高校生の中でもトップクラスの成績なのですか?自分では成績優秀なんて思わないんだけどね。保健体育の成績は目を覆いたくなる程です。

あと、僕が出ている委員会は予算委員会だけではないんだ。特定外来種収穫利用委員会と動植物共同参画委員会に出ています。その様子はまた今度話すんだけど、僕の党の重要課題です。

今、僕達の成績を話題にしている。

資本「自由生命の幹事長は成績優秀であるが、保健体育の成績が赤点ギリギリであるのは何故か?」

僕「そんなの関係ないでしょう、僕の個性です」

総理「苦手な科目は誰にでもある」

姉さん「可愛いからです。」

公暗「ショタっ子だから」

僕「ショタっ子って?」

公暗「幼い可愛さの残る男の子だ」

酷いよ、僕は幼い可愛さはないよ。

姉さん「確かに可愛い子だけど、そんなに極端ではないでしょう」

僕「弟って意味で可愛いですよね、姉さん」

姉さん「そういうことにしておいて」

総理「ところで、うちの党の幹事長を話題にすることはもうやめよう」

総理の一言で話題は変更した。

話は変わるけど、夜叉節さんは国土交通委員会。利之は社会保障委員会に出ています。それぞれの党のこれからの課題を知っている。

僕「ツナノミクスを発表させていただきます。1.農家(零細家族経営)の誇りを取り戻す(実行済み)2.動植物共同参画の実現3.貧困の撲滅(所得の再配分)」

1については内緒です。2はもうちょっとで達成するように思います。3は少しずつ行っている。

共産「3の具体化をどう進めるのであるか?」

総理「先ずは、賃金への配分強化を行っている。次は、個人農家の所得を上げる。といった感じである」

共産「具体的にどう所得を上げるのか?」

総理「先ずは、個々の農産物の値上げをする。後は・・・(長くなるのでカット)」

共産「成る程、納得である」

共産は意外な反応をするんだ。聞き分けがいいという感じです。

サイドアウト


夜叉節サイド

私への質問です。

資本「国民の幹事長とはどの様な関係か?」

私「下世話ですね」

本当は婚約者なんだけど、言わなくていいわよね。

資本「何故、隠す必要性がある」

私「プライバシーです」

資本「君達は公人だが?」

私「政治家としては公人ですけど、私人としての利之との関係は言わなくていいんじゃないの」

資本「何か疚しいことでも?」

私「無いわよ!!私達は付き合っていても、健全なお付き合いをしているので!!」

この人、本当に下世話ね。保健体育の成績は付き合っているからいいんじゃないんだけどね。さらに、一丸ちゃんの保健体育の成績が悪いのは恋人がいないということではなく、本当に苦手なだけなのよ。

終わってから、私は後悔したの。男女の関係になった利之との関係をばらした様な形になったから。

サイドアウト


一丸サイド

終わってから、僕は明日の委員会を調べたんです。外来種収穫利用委員会とあります。僕は、種類によって利用方法が違うことを姉さんに教えてもらった。

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