予算委員会
僕と幹事長仲間は委員会に出ている。最初は、財務省の予算審議です。
資本「随分と国債の発行額が少ない様だが、足りるのか」
財務大臣「そう思うであろうが、税収が増えている現在は借金をしてまで使わないお金を集める必要性はない」
資本「消費税を10%に上げるべきでは?」
総理「そんなことをすると景気の腰を折ってしまう」
消費税とは関係なく景気が良くなったんだけど。
資本「核燃料税が上がっており、電力会社の経営が悪くなっている。原発の再稼働を求める」
総理「核燃料税は地方の判断である。原発の再稼働は認めない。廃炉をする方針は変えない」
何故?原発の話になっているのかな?
関連質問です。
「消費税を上げないと財政難が拡大すると思うが」
「余は景気が良くなったら財政難を克服できると考える」
「現在は財政難ではないのか?」
「財政難ではない。景気が良くなっていて、賃金が上がり、物価の上がるスピードが賃金の上がるスピードより遅いのである」
今は、景気が良くなっているので、税収が増えている。
公暗の質問です。
「税収が増えているのはわかった。消費税を上げて国債を減らすべきでは?」
総理「国債を減らす為に景気を良くしているんだ」
共産の質問です。
「税収が増えている現在、減税の予定はあるのか?」
総理「今はない」
総理曰く、減税は検討中であり、タイミングを図っているってことです。
「いつ頃、減税を図る予定であるのか?」
総理「後一年するとタイミング的には適当である」
次は与党です。
国民「失業率はどうなっているのか?」
総理「現在、1%台で1.95%になっている」
国民「求人倍率は?」
総理「1.01倍である」
景気がいいでしょ?からくりは、企業の利益率を下げさせたんだ。労働分配を多くしたとも言えるんだけどね。鉱工業生産指数は65なんだけど、採用意欲や賃上げ等の労働分配を上げさせる政策をとってきたからね。
社会「受験生は大変です。是非ともお身体に気をつけて頑張って下さい」
僕達高校生「はい、ありがとうございます」
総理「まあ、高校生以外に参議院議員候補者試験の受験生にも頑張って欲しいな」
自生「私達は、環境アセスメントの費用を取り上げたい」
総理「環境アセスメントは骨抜きの調査をさせない為に少し多めに予算を付ける」
衆議院サイドアウト(僕を含め)
参議院サイド
資本「この参議院議員候補者試験の費用は多めに見積もっているのでは?」
総理「本来はもっと掛かるはずだったのだが、大学入試センター試験と同じ場所と時間ですることでこのくらいで済んだ」
資本「そう言えば、与党の高校生が来年受験生ということだが、与党にとって有利な試験になるおそれは?」
総理「そんなことにはならない。余は党内の選挙区調整さえ進んでいないし、このままであれば、余の党は40人位議員を失いかねない」
資本「しかし、野党にとって不利な試験になる可能性は?」
総理「そんなことにはしないと約束する」
そんなやりとりが続いた。




