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高校生幹事長   作者: 源綱雪
二年生編
132/240

クリスマス

今日は、議員宿舎で飾り付けをしています。樅にいろんな飾りを付けて、序に短冊も付けていた時・・・

「何付けてんのよ?」

夜叉節さんに注意されました。

僕の願いは、声を低くすることですけど、夜叉節さんは高音の可愛いさを失わないでって言ってきたんだ。

僕は短冊を下げて、夜叉節さんと利之に終わったって報告したんだ。

姉さんの帰宅後、パーティを始めた。

最初はケーキを食べている。イチゴではなく、メロンを乗せてる姉さんの特製ケーキです。甘い香りと目に優しい色使いです。

パーティでのプレゼント交換はしないんだけど、僕の特製お寿司を御馳走しています。お寿司って言っても、ちらし寿司です。具はヨモギと卵、キュウリ、ワカメ等です。

このパーティが終わったら故郷に帰るんだ。さらに、特急券は往復買ってあるんだ。復路は、5日です。上京すると直ぐ通常国会です。

パーティが中頃になった時、夜叉節さんと利之の婚約をバラしてしまった。

「夜叉節さんと利之は結婚の約束をしています」

まだ、身内(三幹事長を含むクラス全員と姉さん)だけだったけどね。

クラスメートからは、婚約おめでとう、という反応が大半だったけど、男の子の2、3人は羨ましいって声を上げた。女の子の2、3人も羨ましいって声を上げた。女の子の中には、僕を欲している人もいたんだ。

その時、僕を守る男の子が利之以外にいたんだ。名前は影虎。上杉を連想しそうですが、名字は畑です。僕とはライバルです。(因みにおれたちに所属)生徒会議員です。足利君との側近で、僕とはライバルです。

女子「一丸ちゃん、欲しい!!」

畑君「おい、何を言い出すんだ」

女子「私のものにしたいんだもの!!」

畑君「お前のものではない!!自生党のホープだ!よって政府与党全員のものだ」

女子「何よ、それなら私のものでもあるんじゃない?」

畑君「何でそんな時になるんだ!!」

僕は、誰のものでもないっていつも言っているのに、この女子は・・・全く何を考えているのでしょうか?

僕は政権のホープってことは事実なんだけどね。

女子「みんなのものってことは、私もみんなにはいるでしょ♪」

畑君「何を考えているんだ?特定の人のものではないのは必至だ」

先生「その通りだ、畑。次のテストを加点しよう」

女子「私は?」

先生「お前は、減点する。一科目10~20点である」

女子「え?」

先生「当然のお仕置きである。これ以降は、虹に近付かないこと」

女子「そ、そんな・・・私、党首に殺される」

僕・先生「そこまで酷いことにならないと思います」

みんな帰ってから、僕と姉さんは帰省準備をした。

荷物を纏めると駅に向かって歩き出した。

東京駅で上越新幹線に乗った。停まる駅は、高崎、越後湯澤、長岡、新潟ですが、僕の下りる駅は越後湯澤だったので、一時間で着いたんです。

越後湯澤で僕と姉さんは宿をとり、翌朝、故郷に行く特急に乗って家路を急いだんだ。

僕は、越後湯澤からよしちゃんにメールした。

内容は、もうすぐ帰るよ。っていうことでした。

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