表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
高校生幹事長   作者: 源綱雪
二年生編
129/240

党首討論

主人公は出て来ません。

余は、自由資本・公暗・共産・月の各党の党首と討論をすることになった。社会自由党党首と国民党代表も余と同じことをする。

早速、始まった。因みに、国会の中ではない。

自由資本党総裁(以下資本党)「この先、どの様な政策を行うつもりであるか」

余「ヒトと家族動物、鉢植え樹木の健保を統合する」

資本「それを行う根拠を問いたい」

余「動植物共同参画の関連法に根拠がある。では、その方の政策の根拠を問いたい」

資本「我が党の政策の根拠は資本主義の原則である」

余「資本主義の原則が誤りであったとすれば如何に?」

資本「間違いであるはずはない。また、貴党は幹事長に子供を登用しているがショタコン層の取り込みを狙っているのか?」

余「何を言っておるのだ?幹事長に子供を登用したのは、その子を政治家として一人前に育成する為である。ショタコン層の取り込みを狙っている訳ではない」

それに、育成結果として、総理大臣になって欲しい。平たく言えば、余の後継として育って欲しいのだ。余の計画では10年位で総理大臣になれる実力を持っている様になっているはずである。

自由資本党との党首討論は終わった。次は公暗との党首討論である。

公暗党代表(以下公)「政策の遂行が速すぎるのであるが?」

余「余は、独裁者ではない。速いのは幹事長が若い為である」

公「判った。では次。幹事長は18歳以下であり、労働基本法での深夜労働が出来ない歳ではないのか?」

余「19時以降は、公務であってもやらせていない。それに、子供であることは重々承知しており、最近は18時以降はやらせていない」

政策論争に至らなかった。

次は月の党党首と討論である。

月の党党首(以降月)「私から一丸君を盗ったわね」

余「一丸は貴女のものではなかった。それに、その子の姉からのお願いで幹事長に登用した」

月「我が党は、ホステスやホストの支持で成り立っている。取り締まりを緩くして欲しい」

余「期待通りには出来ない」

結局、何だったんだ。

共産党委員長(以降共)と討論する。

共「大量生産・消費からの脱却、素晴らしい」

余「有難さ至極である」

共「さて、本題であるが、総理はどの様な方向に日本を持って行こうとしているのか伺いたい」

余「余は、日本を動物や植物に対して世界で最も優しい国にしたい。また、資本に対しては冷酷な方向になってもかまわない」

共「なるほど、政権交代の時と方向性はかわりない一本気な政権だ」

余の政権は一本気な政権である。それ故に、子供も納得できるのである。与党の他の政党の国民党・社会自由党は幹事長同士の付き合いについて党首・代表の見解を求められていたという。

サイドアウト


国民党サイド

資本「国民党と社会自由党の幹事長同士が付き合っていることは事実であるか?」

ワシ「そんなことは承知して居らぬ、分からぬ」

このような質問ばかりしつこいのだ。

サイドアウト


社会自由党サイド

資本「御党の幹事長と国民党の幹事長が恋仲というのは事実か」

私「例え、事実であったとしても、私には関係ない」

これは、はぐらかすに限るわ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ