2学期末テスト
僕達の期末テストが始まった。先週迄に、被災地に3回入ったんだ。一回目は福島、2回目は岩手、3回目は宮城と行って来ました。殆どは海辺だったけど。
復興支援をして分かったんだけど、今回の被害は津波での被害が多かったんだよね。
今回の震災を機会に駿河湾から南海トラフの地震の被害想定は見直されることになった。まあ、3連動(東海・東南海・南海)は元々想定していたみたいですけど。今回は震源域を拡大しているらしいんだ。
今日のテストは国語(現代文)、古典、数学、英語、英語文法でした。
僕達は、テストが終わった後に、官邸に寄って帰った。来年度予算案は出来あがってました。(流石、我がクラスの大臣がいるだけあります)財政規模は、93兆円で、国債は30兆円です。
国債の発行額が減っているんだけど、新規発行を抑えてあるからなんだ。じゃあ、僕はテストがあるから。
次の日、僕達のクラスでは理科の日です。化学、物理、地学、生物の4科目で行われた。僕は、一日目、二日目と楽勝でした。
僕が楽勝って言うには訳があり、性のことを問題に出てないことです。性の問題が出ていたら、点数を落とす原因になるんです。逆に、生態は得点源になるんです。
な、何かよけいなことを言っちゃった。けど、何となく分かって貰えるよね。この日は、次の日に保健体育のテストがあるから、不安だったんだ。
次の日、テスト科目は保健体育、現代社会、政治経済、倫理だったんだ。
保健体育の時間は、苦しいことだらけで、僕の知識不足もあり、恐らく、赤点に近い点数になっているらしいんだ。政治経済は楽勝でした。倫理、現代社会も楽チンでした。
更に、最終日は、日本史、世界史、地理の科目でしたけど、その後に立法論のテストがありました。
そして、期末テストが終わりました。
サイドアウト
夜叉節サイド
私は、どのようなテストでも全力を尽くすわ。保健体育の知識も年齢に相応のものを身に付けているわよ。利之と男女の関係になっているのでね。
ま、そのことを一丸ちゃんと比べるつもりはないし、私の成績とは関係ないんだけどね。
私は、義文君がお父さんになっていることを知っているので、私もお母さんになってしまいたいのよ。交友の範囲が広いってことも良いもんで悪いもんかもしれないわ。それを考えると、一丸ちゃんは幼いところがあるわね。
サイドアウト
一丸サイド
テストが終わり、僕達は久々に副大臣で集まりました。利之と夜叉節さんと通常国会の方針を決めて置きたいんだ。
「通常国会の後半戦で何をするの?」
「何?一丸ちゃん、どうしてその話になるのよ?」
「僕達って、三年生になると国会に出られないんだから、そのために何か方針を決めて置こうよ」
「そういうことか、俺達が関与しない場合は俺達があれこれ言わないってことでどうだろう?」
「私も利之に賛成。子供も欲しいわ」
僕は、路線を外さない様にコントロールしたいと思っていたんだけど、利之と夜叉節さんは路線を大臣が守ってくれるので、僕達の関与は不要って言ってたんだ。そして、利之と夜叉節さんの意見を採ることになりました。




