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高校生幹事長   作者: 源綱雪
一年生編
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連休前

予は今閣議の真っ最中である。さて、高校授業料無償化は法律が成立した。施行は9月からとなっているが、政令等を決めなきゃならん。

「文科大臣、何か必要な政令はあるか?」

「総理、ここに案がございます」

ふむふむ、判りやすい

「では、他の者この案道理で良いか?」

皆に回して聴いてみる

「「「「はい、総理」」」」

次に郵政民営化見直しのことを考えてみる

「松平郵政改革大臣。郵政民営化見直しの案を申し上げてみよ」

「はい、総理。今の民営化では、5社に別れており、郵便配達、郵貯、簡保が一緒に行えません。ここに問題点がございます。3社に統合して、郵便配達会社の下に郵貯、簡保の会社の株式を持たせます。

持ち株会社及郵便局会社は郵便配達会社に統合します。」

「うむ、わかった。その線で法案をお願いいたす」

国会では補正予算を実行する為に必要な関連法案を審議して、可決・成立させた。



合同幹事長室

「関連法案を書いたの夜叉節さんでしょ?」

「ははは…、敵わないわね、一丸ちゃんには。でも、楢枯れ対策は一丸ちゃんよねぇ?」

「えっ…バレてたんだ…」

「すまん、俺が教えた」

「なんだ利之か、お幸せに♪」

「こら、一丸。確かに教えたんだが、メールで教えただけだ」

「照れなくていい♪」

「秀子、調子を合わせようとするな!!」

お似合いだよ

「ったく、秀子…」

「ごめんね!ついうっかり」

「これからは気をつけてくれよ。一丸の天然発言は威力100%でカップル成立させるんだぞ」

「えっ?僕の発言って?」

「気がついてない様だから教えると、お前がお似合いだって言ってたカップルは100%幸せになっている。」

自覚ないなぁ…姉さんも同じこと言ってた様な…

「そ、そうだったのね…私も利之のこと好きになってきた」

「おい、大丈夫か、「お幸せに」ってこら、秀子、正気に戻れ!!」

「はっ、私今まで何を?」

「ったく、一丸の能力にはびっくりだ!!」

「ご、ごめんなさい…」

「一体、何組幸せになっているの、一丸ちゃん?」

覚えていない…恐らく10組じゃないかな?

「俺の情報によると、百は下らない」

「どこから仕入れた情報?」

「一丸の姉から仕入れた情報」

じゃあ、しょうがない…

「ところで、勉強捗ってる?」

「俺は問題なし」

「私も問題なしよ。一丸ちゃんは?」

「もちろん、大丈夫です」

28日…全校討論会が行われている。テーマは、児童手当の拡大は良いか?だよ。このテーマって本当に難しい!!よし…

「このテーマについてはわかりませんので、何も言わなくてもいい?」

「ダメだ!!虹、何事からも逃げるな!!」

「じゃあ、児童手当?拡大は良いんじゃない。」

これからは、聴いて判断をすればいいよね…その日の議論は白熱した。賛成と反対の交互に発言され、問題点が少しずつ整理されてる…

5時間後…採決の時、僕は賛成、前田君は反対に入れた。

結果、賛成が少し上回った。

永田高校サイドアウト


野党サイド

自由資本・公暗・たちあがれのシャドウキャビネットが発表された。石部さんは厚生労働だった。

ところ変わって、共産。何故か、政権にすりよってくる。というか、与党の法案に賛成することが多い。野党side out


国民党幹事長 前田利之side

5月に審議する郵政民営化見直しの法案資料を貰いに、党の代表の元に来ている。

「代表、法案はこれだよね?」

「確かに、間違い無しである。幹事長」

「なるほど。で、関連した資料は?」

「まだないぞ。しかし、出来上がり次第届ける」

しかし…大丈夫だよな…この方の場合

そうだ、連休の切符買わなければ…。ニッポニア・ニッポン(東京→越後湯沢)・ホワイトホークス(越後湯沢→目的地)それぞれ3枚自由席と、乗車券(東京→目的地)をJRの窓口で購入。おっと、帰りも買わなくては…

さて、切符も買ったし、次は何をしようかな~。自分の下着でも買おう。

side out




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