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高校生幹事長   作者: 源綱雪
二年生編
106/240

球技大会

僕は、何に出ようか迷っている。球技は卓球・テニス・野球・サッカーがある。これはクラス単位で行われます。だからといって、男女混合じゃないのもあるんだ。

クラスの話し合いで僕は野球に出ることになった。男女混合じゃないよ。サッカーも同じです。

僕はライト・9番です。利之はサード・7番です。僕達は、打撃練習をすることになり、バッティングセンターでやるんだ。

そして、僕は30、利之は50打つんだけど、僕はバントでもいいとも言われた。(半分はバントにしようかな)

夜叉節さんはテニスにしようと言ってた。亀井さんもテニスにしようと言ってた。

僕はバッティングセンターで練習を始めた。利之は横で練習している。利之はホームラン性の当りを連発している。やっぱりすごい。僕はバントが正面にしか行かない、また、打った当りも内野ゴロ系です。余り飛ばないんだ。

僕と利之の力の差は明らかです。僕ってバントもロクに出来ないのかな?猛練習を始めた。

次の日から、バントについては上達を始めた。フェアゾーンの際どいところに転がすことができた。僕はバントの名人となるんだね。バント以外にゴロ系でのヒットも打てる様になった。

サイドアウト


夜叉節サイド

私は防衛大臣とテニスの練習をしている。やっぱり大臣の方が上手い。

「どうして、そんなに上手いの?」

「ウチは小さい頃からやってます」

「私も中学からやってますけど・・・」

「何れにしても、ウチの長さには敵わないわ」

それから、私達はダブルスを組んだ。やっぱり、私達の連携は強い。コーチの二人(大人)を圧倒する成績になった。

国会経験は亀井大臣には負けないわよ。

「ウチ、あんたと上手くやっていけそうよ」

「私もよ?」

サイドアウト


再び一丸サイド

僕はゴロ系のヒットを連発しているけど、内野ゴロが多いのかな?野手がいると。球技大会の練習はこのくらいにしよう。

僕は、教室に戻ると利之と夜叉節さんに経過報告をして、鞄を持って帰宅した。

家では、姉さんと球技大会のことを話した。

「姉さんは、どんな球技に出たの?」

「私はオセロや将棋や囲碁よ。文化系なのよ」

「僕達はスポーツばっかりだよ?」

その地方によって違うみたいだね。僕が姉さんと同じ高校だったら、オセロだったのかな?

~妄想~

「よしちゃん、オセロ強いね」

「かずちゃんこそ」

僕とよしちゃんとの決勝。一進一退の攻防で僕のターン。

「これで僕の勝」

勝ったけど、僕は女子からの非難を浴びる。

~妄想終わり~

「一丸ちゃんは、囲碁よ」

えっ! 僕が囲碁ってことは・・・僕って頭いいってことですよね?

「そうなの?」

「私がしごいていたかもよ」

「えっ!?」

「冗談よ。可愛い弟にそんなことしないわよ」

な、なんだ。ビックリしたんだよ。

「国会議員だからしないけど、一般人だったらしごいているわよ。千本ノックと特打ち600本♪」

その日は、姉さんの冗談に付き合い弄られて過ごしたんです。


本番当日

野球場で中道(1vs2)の対戦になった。先攻は2組、僕達は守りについた。先発が好調で三者凡退した。裏に2アウト満塁になったけど、6番が凡退しました。2回に大崩しました。大量点を取られた。15点。裏に利之がヒットを打ち、次も続き、僕の打順です。僕はバントで2、3塁に進めたんだけど、1、2番の三振でゲームセット。15-0で負けた。テニスでは夜叉節さんと亀井さんのチームが優勝しました。

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