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メンズグループのオーディションに女だけど応募したら、推しと同じグループになっちゃった。  作者: タッピー


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7/7

ライブに遅刻?!

家の中は攻撃された蜂の巣状態だった。


「おい!早くトイレ変われよ!」

「ドライヤー1個しかねぇーのかよ!」

「朝ごはん車内で食うぞ!もう車来たって!」

あちこちで聞こえる怒鳴り声。


俺は昨日、寝る前に準備していたから最低限の用意は終わってる。

そういえば東狐とっこは?まさか俺達を置いていった!?


「おい東狐!どこに・・・ぃ?!」

「あ゙?さっき、ようやく寝始めたのになんだよ・・・。」

「なんだよ・・・。じゃねーよ!遅刻だよ!昨日酔っ払ってなかったのに何してたんだ!早く準備し・・・。」


東狐は玄関で寝ていた。普通は部屋で寝るはずなのに。よく見ると東狐は髪も服も整っていて、外に出れる状態だ。あとはメイクさんがなんとかできるだろう。疲れてるみたいだし。

「・・・寝てていいよ。あと鍵どこ?」

「・・・これ。しめといて・・・。」


えこくんが用意してくれた車に乗り込む。

「リハぎりだから時短で行くぞ。車内水分、栄養補給、顔面調整、もろもろ終わらせろ!」

さすがリーダー。なんとかしようとしている。・・・が。


「これは準備に時間がかかってゲネプロが中止、短縮されるかもね。」

「最悪、ダンスだけの確認で済ますしかないよ。」

「遅刻するなら昨日、変更しなければよかった〜!」

「やるしかないよ。」


皆で作戦を練り、動線を確認した。できることはすべてやった。



「Mystery Pure colorsの皆さん、入ります!」

「早くメイクして、衣装着ろ!」

マネさんは開口一番に俺らに怒鳴った。


「時間ないから巻きで通すよ!客降きゃくおりはカットで!」


ハイスピードで最終確認をする。予定していた当日ゲネも早かったけど、段違いだ。本番で心に余裕が持てる分、いい練習だけどハードすぎる!なんで東狐は玄関で寝てたんだよ〜!


「ゲネ終わり!皆は楽屋でメイク直しといて。スタッフ!リセット急いで!機械班は・・・」


俺達は楽屋に戻りメイク直し、衣装リセットをして休憩した。東狐は呑気に電話してるし、頭が良いから覚余裕なのかな?・・・それにしても力入りすぎだろ。血管見えてるぞ?

しばらく経つと舞台裏に移動した。なんとか間に合ったようだ。


「皆!バタバタな2日目だけど、最高のライブにしよう!」

ライトが落ち、熱気は上がるが会場内の音量は下がる、反比例の会場。

それが一気に比例の会場になる時、アイドルをしていて嬉しい瞬間だ。


機械も警備も異常なし!あとは楽しむだけだな。



「っぎりっぎり間に合ったねぇ〜!みんなおつかれ」

ライブは何事もなかったかのように過ぎた。まあ、マネさんにはすごい怒られたけど。

てか、なんでそんなに酔ってなかったはずの東狐が起きてないんだよ。・・・いや、これは俺が悪いか。


「この後皆で打ち上げいかね〜?」

「「「「い〜ね!」」」」


「っあれ?東狐は?」

「なんかさっき急いで帰ってたよ。顔色悪そうだったけど大丈夫かな?」

「一応、メールで誘っとくか。」



『おかえりなさいませ。若様。』

物騒な集団が道を開ける。その真中を冷酷な男が通る。

その男の姿が見えなくなるまで、下っ端は頭を下げたまま一切動かない。


「・・・あれが噂の時期組長か。さすが、血がつながっているね。」

「だな。」

最後に出てきたのは、あるヤクザ組織の事務所です。

ここは非常に規則が厳しく、そして残酷な場所。もし若様が通る際、下っ端が少しでも動いていたらどうなっていたか……。

想像するだけでも、一般人には到底耐えられないような制裁が待っていたでしょう。


様子のおかしかった東狐はどうしたのでしょうか?そしてあるヤクザとは?

次回をお楽しみに!

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