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メンズグループのオーディションに女だけど応募したら、推しと同じグループになっちゃった。  作者: タッピー


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6/7

お泊まり会

「決起会だからってテンション上がって飲み過ぎだろ、こいつら。」


寝てしまった3人をみて東狐とっこが呆れたように言った。だが、俺は先程のとんでもない発言を覚えているぞ。


「東狐の家に泊まるって、まじで言ってんの?」

俺が女ということはさらっと言っていたから、もしかして忘れてる?

いや、着替えるときに1人にさせてもらってるし、そんなことはないか。じゃあ、まじで何?!


「まじだよ〜?盛り上がりすぎて、終電逃しちゃってるし。」

「ちょっと親に聞いてみます。遅くなるとは言ってるけど、さすがに無言でお泊りはあれなんで。」


親に電話をしてみると悩みつつも、皆一緒ということを聞き承諾してくれた。


東狐はタクシーを捕まえ、動ける舟音あかねと東狐と俺でメンバーを運んでいく。



「着いたよ。」

各自1人を背負い玄関まで行く。住宅家にある立派な家、シンプルなデザインで静かだ。


「・・・さてと!この3人は適当に敷布団の上に投げておいて、部屋は瑛華はここで舟音はあっちで。」

「ありがと。」


「風呂入ったけど、服はどうしようか。もちろん瑛華が先な。」

「うい〜っす。」

いつも元気なのに舟音は、こうゆうときはチャラくなるんだな。


「服はなんか借りれるのとかないかな?焼肉の匂いが気になって。」

「探しとくわ〜、とりま入りな。」

「は〜い。」


風呂にはいるとアロマキャンドルが置いてあり、外観と違ってオシャレだった。

タオルもいい香り。


風呂から上がると東狐が

「服置いとく。あっち向いてるから取り終わったら言って」

と、鍵のかかった扉の向こうに服を置いた。



「お、ようやく風呂入れる〜!東狐、先俺が入る・・・?!」


「やっぱり男サイズはちょっと大きいな。」

ダボダボのパーカーに短パン。少し濡れた髪。まあ急遽だったから仕方がない。


舟音が、じっと見てくる。

「舟音?どうかした?」

「いや、こうみると女の子だなと思って。部屋の鍵、しっかり施錠しとけよ。」


「きも、言われなくても警戒ガチガチだわ。」

軽く舟音を蹴る。


「まあまあ、明日はライブだし早くねな。」

「うん、明日も最高のライブにしようね!」

リビングに戻って寝ているメンバーの手をとり、みんなで気合いをいれた。



カーテンの隙間から日差しが差し込む。ああ、朝だ。

俺は時計を確認する。


「え、やばい。」

ドアを勢いよく開け、リビングへ走る。


「皆起きろっ!遅刻だ!!!!!」

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