表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

実話怪談ランドスケープ

【実話怪談】ぽよんぽよん

作者: 高橋志歩

 一番最初、妙なものを目撃した記憶は多分3歳ぐらいの時。


 私の一家(父と母と私)は当時、大阪の堺市のアパートに住んでいた。

 アパートは1階で、小さな庭があった。

 ある日、縁側に座って庭を見ていたら、左手の方から大きな半透明の「ぽよんぽよん」としたものが木の間から出てきて、その場で跳ねだした。

 後日思い返すと、「人間ぐらいの大きさがある繭」という感じだった。


 何だろう?と不思議に思ってじっと見ていたら、「ぽよんぽよん」は庭を跳ねて横切って、そのまま右手の木の間に消えた。音は何もしなかった。


 特に怖いとも思わなかったし、私の足元にいた飼い犬も吠えなかったから、悪いものではなかったのだろう。

 しかし何だったんだ、あれ。というのは今でも不思議である。もしかしたら鮮やかな白昼夢だったのかもしれない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ