オムライス
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2月某日
「大将、今日オムライス出来る?」
上総君が、店に来た瞬間からそう言った。
「どうした?」
「いや~今日朝から『オムライス』気分で、昼食べに行った店売り切れて、今日残業の前にコンビニで軽食買おうとして、目の前で最後の『オムライス』取られて~もう、頭の中と口が『オムライス』求めてるのよ~」
「5丁目の洋食屋まだやってるけど、うちで良いのかい?」
「そこも、勿論美味しいのわかってるけど、俺が今日食べたいのは、『硬いオムライス』なんだ!」
あぁ、なるほど~
ふわふわ、トロトロじゃないタイプね。
丁度、明日以降考えてた「洋食DAY」用の『トマトソース』を煮込んでいた。
煮込んだばっかりだから 、味がフレッシュ過ぎるが、たっぷりかけたら良い感じかもしれない。
まぁ、上総君は、トマトケチャップかもしれないが…
玉ねぎみじん切りを炒め、カットトマトの缶詰め、塩、胡椒、顆粒ブイヨン、ローリエの葉を入れて煮込む。
自分の拘りは、そこに「手作り減塩味噌」と、オイスターソースを加える。
後、絶対忘れてはいけないのが、「甘味」だ。基本は三温糖を使う。トマト料理には必ず「甘味」は必要だ。
弱火で灰汁を取りながら煮込み、後は隠し味を加えるが、自分はウスターソース、トマトケチャップ、バター 、粉チーズを加える。
塩味は控えめにし、たっぷり食べたいトマトソースの出来上がり。
夜なので、あっさりしたバターライスに、このトマトソースを加えたケチャップライスに、卵2個に牛乳と三温糖少々、マヨネーズ少々を加え混ぜ、熱くしたフライパンに一気に注ぎ半熟になれば火を止めライスを入れる。卵2個だから、余熱等で直ぐに熱が入り固まるのでふわふわトロトロにはならない。
皿に移し、レンジフィルムを被せ形をそれなりに整える。
「上にかけるのケチャップとトマトソースどっち?」
「あ~大将のトマトソースで」
トマトソースをたっぷりかけ、生クリームを少量かけ(なければコーヒーミルク)飾りで乾燥パセリをかけ、簡単玉ねぎスープと一緒に
「おまちどうさま」
今、トマトソースを作ってます。我が家の本日のメニューは『オムライス』です