湯豆腐
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2月某日
「大将~湯豆腐と熱燗お願い」
常連のシゲちゃん(女性)からの注文が入った。
【酒房おさむ】の湯豆腐は、一人用の鉄鍋に、出汁をはり軽く酒、味醂、塩、醤油で味付ける。味のイメージは薄目の澄まし汁だ。
そこに竹輪を入れ一煮立ちさせてから豆腐と生ワカメを入れ沸騰しない様火加減に気を付ける。豆腐が温まった最後にネギを入れて完成だ。
タレは、すだち、醤油、鰹節、好みで一味を入れて自分好みに調整してもらう。
自家製のポン酢もあるが、頼まれない限り出さない様にしている。
豆腐は、近所の「横田とうふ店」。ばあちゃんの幼なじみが営んでいる昔ながらの豆腐屋だ。
昔からの味で、豆腐はここ以外は仕入れない。生ゆば、豆乳、厚揚げ、油揚げもすべてここでお世話になっている。
あぁ、「おから」もらって来て「うの花」でも作ろう。その前に「ひじきの煮付け」を作らなければ。
「シゲちゃん、今日牡蠣あるけど、どうする?」
「あ~嬉しいな!大将、湯豆腐に入れてくれる?
」
「はいよ」
牡蠣も生食で大丈夫な物を2個鉄鍋に入れた。これ以上入れると牡蠣の味が強くなりすぎる。
牡蠣は温まるくらいで充分だ。
熱燗も良い頃合いだ
「おまちどうさま」
湯豆腐好きです。
我が家は昆布を引いて豆腐入れるだけのシンプルな感じです。
この湯豆腐で出てきた時はびっくりしたけど美味しかった。パパさんの懐かしいメニューです。