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砂漠の蝶  作者: Akka
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小唄

 閏国から渇たる国へ 蝶が迷い込みました

 憂う国から活たる国へ 蝶が飛んでいきました

 

 蝶の羽は陽に焼かれ 蝶の羽は火に焼かれ

 蝶が休めるその場所は 砂漠を潤す大樹の木陰

 

 砂漠に花が咲きました 小さな小さな花でした

 枯れる運命さだめのその花を 慈しむのは蝶でした


 やがて花は枯れました けれども大樹のその下に

 その木陰に守られて 新たな花が咲きました

 蝶と大樹は見つめあい 微笑み浮かべ眺めます




 これは昔の物語。

 今でも皆が口ずさむ、蝶と大樹の物語。

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