candle
夜の空に、滲む光
僕はたった1人で肩をすくめながら見上げていた
あの日にはもう、巻き戻せない…
君を忘れよう、悲しみを見ないようにして
あの日は、町中が煌めいていた
君への僕の想いを探して
「何してる?」
って電話した向こうで
誰かと君が楽しそうに笑う声
「良かったね…じゃあ、またね…」
君の幸せを願えるよう
僕が出来ることをしよう
君と見た、夢を乗せる流星がこの手に落ちなくても
二度と逢えなくても
あの太陽のような笑顔が、つづくために
君に向けた想いの灯を
願い込めて消そう
それが、僕に出来ることだから
悲しみはもう、いらないよ
閉じた瞳の奥には
新しい灯をともしている
真っ白な君の姿
「綺麗だよ…おめでとう…」
君の幸せが溢れるように
そっと、遠くから見守ってるよ
君が見る夢をつめた花束が
ひらりと舞って
涙を浮かべながら歩く後ろ姿を見つめ
いつの日も君が笑って過ごせるように願うよ
降り注いでる想いはまるで
涙みたいに溶けたキャンドルだ
僕の想いとともに溶けてゆく
揺れる灯を見つめて願うよ
幸せでいるように
遠くから 心から 想ってる
だから、君が辛くなった時は
今までの灯じゃない、新しいともしびを
君のもとへ届けるからね
夢を願っててね
どうでしたか?
切なくも、彼女を大切にしようという気持ちが伝わればと思います。