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男子高校生のとある学校生活  作者: 彩島 明樹
序章「モノガタリガハジマル」
3/25

「出会いと始まり」大輝編 だから!そういうんじゃないって!



俺、赤丸勇樹が初めに語るのは、やっぱり、俺の親友、白井大輝との出会いや関係かな。ただし、おれは、学者でも、教師でもないんで説明するのはあんまり得意じゃないんだけど。まぁ、頑張って紹介します。聞いてくれ。



俺と大輝とのはじめてのであいは、保育園の時、たまたま、席がとなりだった。まぁ出会いとしては普通だな。ただそんだけの関係。だったはず・・・だったんだ。ごめん。あんまり覚えてないけど。・・・んじゃまぁそこを飛ばして、なんだかんだやりながら俺たちは小学校に入学した。

初めの頃は、俺は、何がなんだか全然わからずに、ただただ周りに流されながら生活していった。そんときはまだ大輝を意識してきたことはなかったかな。本格的に大輝とつるむようになったのは、小3時に、たまたま、また席がとなりになった時からだったからかな。

ほんとにあんときは偶然だったね。おれは、偶然というものをこれでもかというほどに疑ったね。その次に俺は、自分の頭を疑った。

だけど、そんなことは全然無かった事はいうまでも無かろう。

そんなことより、つまり、俺と大輝の出会いは偶然の塊なんだ。っ・・・それからも俺と大輝はちょくちょく遊ぶようになり、大輝と仲良くなっていった。大輝の友達とも仲良くなった。

ほんでもって、極めつけは、6年とき、の運動会で二人三脚があったんだけど、クラス代表での戦いになってしまったことがある。それになんと、この、

勉強「普通」

運動神経 「普通」

ルックス 「普通」

の、「超普通人」が、文武両道を極めたようなやつとのタッグを組んでいたもんだから、期待されるのされるの、ほんと、大変だったわー。俺は勝つ気なかったのに、妙に張り切った大輝に飲み込まれながら、毎日毎日、朝から晩まで練習練習と付きまとわれたりもした。仕方なく、付き合っていたけど・・・

だけどね、練習を重ねるたびに大輝のおもしろさに色々と気づくこともできて、まぁ結果的には良い経験ができたね。うん。そんでもって、本番は勿論、他クラスをぶっちぎりで差をつけて、快勝した。ゴールした瞬間、達成感の溢れんばかりにそのまま大輝と喜び合った。当たり前だ。息ピッタリだったと家族やら担任やらクラスメイトやらにめっちゃ祝福された。ほんと、あの時はまじ焦ったわ。

あぁ、ごめん、ごめん、話を続けると、

それからも中学は近くの公立に行った。そこでもいろいろあったんだけどね、まぁ、話すと長くなるのでやめておく。

・・・これ一度言ってみたかったんだ。まぁ、いいや。んふ(一回の咳払いとともに、)

そして今、俺たちのいる私立西野也高等学校に、入学したのだが。これまた、入試は難しいし、面接はめんどいし、なんで大輝はこんなとこがいいんだろうか?さっぱりわからん。とか言っときながらおれは、ちゃっかり大輝についてきたのであった。

自分から大輝に、ついていくと言ったのだ。そして、長かった一年間の高校生活を経て、現在2-bのクラスメイトとして、今日も馬鹿話をしているのであった。

ちなみに、これは奇跡とも呼べるのだが、俺と大輝はこれまで、つまり、小、中、高と合わせて10年間、十回中十回同じくクラスなのである。今年合わせると、11年間、11回中11回同じクラスであることになる。

何と言う偶然。まさに奇跡だね。



・・・と、こんな感じかな、俺と大輝との出会いの、物語でした。

しかしだな・・・。ここまで話していて気づいたんだが、決して俺と大輝のあいだには友情以外のもんはねえからな!!そんな感じに話しているが決してな!!

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