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憧れの元ヤンギャルママ(30)が可愛すぎる  作者: ナカジマ
第3章 家族という関係
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第79話 リサ姉と迎える新年

 翌日俺達は、新しい年を迎えた。朝起きれば、隣にリサ姉が居る。最高の1月1日が始まった。新年一発目から気分が良い。

 1年の始まりを、初恋のお姉さんと共にスタートする。こんな幸運は早々ないだろう。同時に目を覚ましたリサ姉と、朝から抱き締め合う。

 リサ姉の柔らかな感触と、魅力的な香りを感じる。幸せな時間が、ゆっくりと流れていく。今日もリサ姉は、朝からとても可愛い。

 少しずつ甘える姿を見せてくれるようになって、俺としてはとても嬉しい。これが高嶺たかみね部長の言っていたリサ姉の姿か。


「なぁ、もうちょっとこうしててエエ?」


「良いよ。今朝はのんびりしよう。正月だしね」


 正月の始まりを、リサ姉とのスキンシップに充てる。大人の魅力溢れる女性が、俺だけに見せてくれる姿。甘える仕草はたまらない。

 頬を撫でていると、満足そうにしている。ただ見ているだけで、最高の気分になれる。幸せそうなリサ姉を、俺はずっと見ていたい。

 大好きな人を、自分の手で幸せにする。誰かに任せるのではなく、俺自身の行動で。その満足感は、尋常ではない。

 初恋が成就する事の素晴らしさを、俺は毎日のように思い知らされている。こんなにも嬉しいものかと、認識を改めている。

 指先から伝わる感触は、中毒性がとても高い。いつまでもリサ姉に、こうして触れていたいと心から思う。


「あ~その、したいやんな? 若いもんな?」


「……正直言うと、凄くしたい」


 朝だからというだけでなく、リサ姉の魅力に抗えないから。どうやったって触れ合っていれば、性的な興奮は避けられない。

 ただ雰囲気というのも大切で、女性としての幸福感も提供せねばならない。朝起きた! さあしよう! ではダメなのだ。

 本当の事を言えば、気持ち的にはそうなのだけど。ただそれは性欲の話であって、愛情とはまた違っている。

 愛のあるセックスでなければ、女性の気持ちは冷めてしまう。高嶺部長みたいに、最初から性欲だけの関係でない限りは。


 リサ姉は恋人だからって、新年早々からさあセックスをしよう! といきなり言うのはムードもクソもない。

 あくまでも事前のイチャイチャは必要なのだ。それはそれで、また楽しめるから良いのだけど。でも最終的にはね、やっぱりね。

 なんて言うんだっけ? 姫はじめ? 年明け最初のセックスを指す言葉があった筈だ。そんな言葉があるのだから、悪い事ではないよな。

 きっと昔から、そうやって人間は生きて来たという事。だから俺も、求めたって良いよね。新年始まりの一戦を。


「もう、元気なんやから。朝ご飯まだなんやし、程々にしてや」


 恥ずかしそうにしながら、リサ姉は応じてくれる。俺がそれだけ上手くなったという事なのか、以前ほどリードされている感じはなくなった。

 高嶺部長の指導は、それなりに効果が出ていると思っていいのかな。最近は全力を出すと、リサ姉の方がダウンしてしまう。

 回数を重ねると感度が上がり過ぎて、大変な事になってしまうらしい。女性は連続でオーガズムを経験出来るらしいし。

 こればかりは、男性である俺にはどうにも分からない。高嶺部長に教えて貰ったけど、想像がイマイチ出来なかった。

 とはいえ満足感はとても高いそうなので、決して悪い事ではないだろう。今よりもっと、上手くなりたいところだ。


「じゃあ……理沙(りさ)


「……うん」


 今日も小麦色の肌は眩しく、リサ姉の曲線美は素晴らしい。腰から上半身に向かうラインは、もはや芸術ではないだろうか。

 何度見ても飽きる事はなく、何度触れても最高の感触が返って来る。肉感のあるお尻も、大きな胸も恐ろしく柔らかい。

 なのに腰は凄く細くて、スタイルがあまりにも良すぎる。もう俺は……エロ動画で興奮出来ないかもしれない。満足出来そうにない。

 そもそも必要が無いという意味でも、有難みが減ってしまった。童貞だった頃のお気に入りは、もう長らく観ていない。

 なんなら容量の無駄遣いだと感じてしまい、少し前にスマートフォンから消してしまったぐらいだ。


「ふぅ……。リサ姉、大丈夫?」


「……これで大丈夫そうに見えるか?」


 結構加減はしたつもりだけど、リサ姉はダウン中だ。やはり技量は上がっているのだろうか? 調節が難しくなって来たな。

 リサ姉が復活するまでは軽めのスキンシップで済ませて、2人でシャワーを浴びる。温かいお湯が汗を流してくれる。

 それから俺達は2人でお雑煮を作り、遅めの朝食を食べた。気が付けば10時を回っていた。2回しかしていないんだけどな。

 まだ出来るけど、やり過ぎるとリサ姉に怒られてしまう。その姿も可愛いけれど、何事もバランスは大事だ。後は夜にとっておこう。


「初詣はどうする?」


 近くにまあまあ大きな神社があるから、遠出しなくても初詣に行ける。2人で朝の内にパッと済ませるのも手だ。

 それとも少し遠出をして、県内で一番有名な神社へ行っても良い。人の量は凄い事になっているだろうけど。


「うーん、近場でエエんちゃう? あんま人が多いトコもなぁ」


「じゃあ着替えてサッと行っちゃうか」


 新年早々から、人混みにのまれるのもね。ゆったり過ごせる所の方が良いよね。並ぶのはテーマパークだけで良い。

 2人で着替えてからマンションを出て、近くの神社へと向かう。有名な所でなくとも、やはりそれなりの人が居る。

 1日の午前中だから、ピークではないだろう。三が日は家から出ないという人も、結構多いからな。気持ちは正直分かるけどね。

 だけど俺としては、やっぱり1日からリサ姉と行きたい。昔からそうして来たからな。毎年恒例の行事だった。

 あの頃は隣人として、今は恋人として初詣へ来ている。これもまた、新しい思い出になるだろう。俺達2人の新しい始まりだ。


「思ったより多いなぁ」


「お昼前だからかな?」


 初詣に行った帰りに、お昼を済ませる人もそれなりに居そうだ。1日からやっている飲食店は、この辺りにもある。

 初売りをやっている家電量販店や、チェーン店もあるしな。そっちへ行く人達もきっと居るだろう。正月をどう過ごすかは人それぞれだ。

 俺達は今のところ、4日まで買い物に行く予定はない。4日からリサ姉の好きなブランドが、初売りを開始する。福袋目当てで、朝からデパートで並ぶ予定だ。

 俺はあまり福袋を買わないから、付き添いとして行くだけだ。それでもデートである事には変わりないから、俺の方に不満なんてない。


「次ウチらやで」


「やっとか」


 お賽銭を入れる列に並んでいた俺達に、やっと順番が回って来た。2人でお賽銭を入れて、手を合わせる。

 今年1年は、俺達にとって素晴らしい年になる事を願う。もうこれ以上リサ姉が、悲しまなくていい年であって欲しい。

 そして俺達の未来に向けて、沢山稼げるように。副業の成功も願いつつ、俺達の参拝は終わりを迎えた。

 ほんの僅かな時間だったけど、祈りは届いただろうか。信仰心はそこまで高くないけど、俺の願いが叶う事を望む。

 もちろん神頼みだけでは済まさない。ちゃんと現実を見て、少しずつステップアップしていくつもりだ。


「なあなあ、おみくじ引いていかへん?」


「定番だよねぇ。行こうか」


 今年1年の運勢を見てみようか。これでどう変わるとは思わないけど、おみくじという儀式は嫌いじゃない。

 ちょっとしたゲームみたいで、何だかんだ楽しんでしまえる。殆どの人は、おみくじを盲信していないだろう。

 俺と似たような感覚じゃないかな。たまにスピリチュアルな人も居るけれど、俺達はそういうタイプではない。


「あ、ウチ中吉やわ」


「……おれは小吉だったよ」


 まあそんなものだよな。俺達はそんな風に、平凡で穏やかな日々を送る方が良い。大吉や大凶はお呼びでは無い。

 リサ姉と2人で、絵馬を買って初詣を締めくくる。幸せな日々を願って、俺達は神社を後にした。

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