「起」
ちょっと長いかも、ゆるしてぇ
先生「で、あるからしてここがsin=45°になるわけだな」
先生「何か、分からないやついるか?」
三限の授業数学、俺はまだ得意な方だ。
地頭が良いと言うのもあるが、仕組みを理解していれば
数学だけではなく、他の教科も簡単だ。
霜月「ふぁ〜〜あ、あと20分あるし寝よ」
??「トントン、失礼します」
誰が、教室のドアをノックしガラガラと大きな音を立てながら教室のドアを開ける
先生「おま、いやあなたは何をしてるんですか」
背中に生えている、九つの尻尾を揺らしながら言う
如月「少しあなたの生徒をお借りしたいのですが」
先生「それは別にいいですが、どの生徒を、」
如月「教室の角で寝てしまっている、あの生徒を」
その声で、ようやく霜月は理解する、
霜月(あぁ、これ俺が呼ばれてるパティーンだ)
如月「私についてきてください。霜月暁さん」
ざわざわと教室がなる中1人椅子から立ち
教室のドアの方に向かっていく霜月。
如月「では、失礼します。」
霜月「やりたい放題だな」
如月「強いからいいんじゃ、妾は強いから」
霜月「ほんで?なんのようだ」
如月「歩きながら話す」
霜月「どこにいく予定だ」
如月「とりあえず、屋上へ」
少しずつ屋上へと歩み始めた時
如月「其方、知っておるか?最近問題になっている宗教」
霜月「しらんなぁー」
如月「意外と、悪名高いはずなんじゃがなぁ」
如月「まぁ、その宗教は、能力が個々の良さを全て潰している」
如月「世界で1番良くないものは能力だ。と言っておる団体じゃ」
霜月「なーんか、すごい奴らだな」
如月「その宗教は、能力者がいっぱいいるところを襲っては大義じゃ、大義じゃ!と自分たちの行動を正当化してるらしい」
霜月「多分、能力を使ってだろ?」
如月が、こくりと頷く
霜月「大義のためには、能力を使うことも関係なしか」
そんな話をしながら屋上へと辿り着くそこで霜月が目にしたのはとんでもない光景だった
霜月「なんだ、これ結界?」
如月「おぉ、見えるのか」
霜月「見えるが、見えないやつもいるのか?」
如月「感が鋭いのぉ」
如月「学校をフリーで動ける妾だから気づけたのじゃ」
如月「そして、外のものに連絡した結果」
如月「この結界は、二重になっておる」
如月「一つ目、能力を使えなくさせる。そして出られないようにする結界」
如月「二つ目、外から入らせないようにする結界」
霜月「どーするんだよ」
ピロン、と霜月の携帯がなる
霜月「だーれだ」
携帯を見ると結叶の文字が
結叶(今そっちの学校が襲われてるはずなんだけど)
結叶(大丈夫?)
霜月(今のところは)
結叶(多分だけど、学校内にヤバいやつがいる)
霜月(ヤバいやつって宗教の奴らか?)
結叶(知ってるんだ、なら話は早い)
結叶(宗教のやつがいるか、学校の生徒に協力者がいるか)
結叶(解析したら結界は中心部に核みたいなやつがあるから探しといて)
霜月(わかった、そっちもどうにかできないか頼んだ)
結叶(わかった、死なないように気をつけてね)
霜月(そっちも、死ぬなよ。)
連絡も終わり如月に全てを言う
霜月「簡潔に言うぞ、学校内に宗教の関係者がいる」
霜月「生徒か、宗教のものかは分からん」
霜月「そして結界の核が、学校内にあるかもしれんということだ」
如月「探し出せってことじゃろ?」
霜月「そういうことだ」
霜月「最初は、結界を壊す、能力が使えないとなると」
霜月「なんも行動ができないからな」
如月「わかった、とりあえず学校内をを探すか」
そう言い屋上から学校内にに戻ろうとした時だった
バゴーンと爆発音が聞こえ手すりに戻り
爆発音が聞こえた方を見ると学校の至る所が爆破され
体育館や音楽室そして1番ヤバいのが教室に大きな穴が空いておりそこから見えたのは血だらけの教室だった
おもろくなってきたやーん
ちな、爆破は能力ではないけど爆弾があるわけでもないです