昼食時
暑いんだけどざけんな
キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン
午前中の授業も終わりを迎え
購買へダッシュする者
三、四人で体育館へ行く者
いろんなものがいる中
1人だけ誰もいない封鎖されているはずの屋上で
弁当を食っている者がいた
霜月「うめーな購買もわるくねぇ」
霜月「次は、三角チョコパイとか買ってみよーかな」
霜月はいわゆるぼっち飯を食べていた
友達がいないとかそうゆうわけではない
ただ、1人が気楽なだけと思い込んで
誰かに誘われるのを待っている。
そうして結叶からもらった弁当も
購買で買ったきな粉揚げパンも食べ終わり
今日は天気がいいので昼寝しようかなと思っていた時
屋上のドアが開く、誰かわからないロン毛の中年男性が
こちらにやってくる。
中年男性「お前、なんでここにいるんだ!」
中年男性「寝ようとしやがって、なめてんのか!」
中年男性が怒っている中、霜月が一言
霜月「おい、化け狐変装してくんな一瞬分からんから」
如月「なぜ、毎回毎回わかるのじゃ?」
霜月「ここに普通の人は来ないからだよ」
霜月「そもそも、屋上が封鎖されて、入るなって」
霜月「張り紙もしてあるから普通は入らないんだよ」
霜月「んで、何しに来たんだよ」
いつも遊びに来る、九尾の狐が言う
如月「なぁに、暇つぶしじゃよ」
如月「いつもそうじゃろ?」
霜月「まぁなんでも、いいけど」
如月「というか、日本はいいとこもあるが」
如月「不便じゃ、暑いか寒いしかないちょうどいいがないのか」
霜月「日本に、ちょうどいいなんて求めないでくれ」
如月「去年なんてあつすぎて、死ぬとおもったわぁ」
霜月「九尾様も暑さには勝てないのか」
如月「勝てんな、無理じゃ」
霜月「やっぱこれって日本だけなのか?」
如月「暑さか?」
如月「地球がおかしくなっとるんじゃないのか?」
如月「暑さでいえば日本はまだ、行ける」
霜月「これ以上は辞めてくれ、ガチでとけるぞ」
如月「まぁ妾は、妖術でなんとかできるから」
如月「いいのじゃ」
そう言いながら、手から水の塊を生成する。
ニコニコしながら霜月の方を見る。
霜月「まて、一旦待とう」
霜月が立ち上がりちょっとずつ後ろに下がっていく
如月「いいではないか、ちょっとぬれるくらいじゃぞ?」
霜月「お前、当てる時痛いから嫌なんだよ」
そういった霜月の上には巨大な水の塊が、生成されていた。
五時間目はびしょ濡れで、授業受けたのは秘密
まーじで暑いんだけど
エアコン必須です。
離れられないよね、エアコンが効いた部屋から




