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くちびると夜

作者: 秋葉竹



心には鉄の扉が閉まっている、だれにもみせない牢獄である





人生のさいごに悔いがあってもなお正々堂々死ねればしあわせ





すごいのは愛の言葉に照れた夜に世界を綺麗と云いきるくちびる





背中には翼がないって知っているそれでも君を天使と呼ぶんだ





救えずに伸ばした両手が罪の実をしっかり掴んでただ夜になる





からまった緑の蔦が音もなくけがれた心を締めつけつづける




幸福になりたいという星たちが流れ落ちてる街の酒場に




くれないの火に燃やされる悲しみを数えて一歩前へ進める





知っている生きていることが尊いとあの日あいつに教えられたし






ただここに生きているのが嬉しいと泣きたい嘘でもつきとおす夜






なぁ空にいるならいるで神さまよせめて優しい悪も認めろ











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