48話 男を見せる時(後編) ―シンゴ・ヒラモト―
本日3本目の投稿になります。
前編、中編も投稿しましたのでよろしくお願いします。
翌日も晴天。
森で鬱蒼としているが木漏れ日が証明していた。
シンゴ達は身支度と食事を済ませて目的の場所へ経った。
厳密に言えばアドラクタの果実を宿す木々の植生地には既に踏み込んでいるが幾つも一定の範囲で生えているため、各所を回らなければならない。
一か所で摂れる果実の数量はどれだけか分からず、ロフォラティグ達に実っている分を全て食べられている可能性もある。
そして、その範囲はロフォラティグの行動範囲とも重なると言われている。
勿論、全てのロフォラティグが集まっているわけではないが昨日よりも多くのロフォラティグと遭遇するかも知れない。
それを知ったトニーは息を呑んだがそれでも引き返すことはなかった。
そうしてロフォラティグの群れと遭遇しては切り伏せる。
行進と戦闘を繰り返す中で目的の果実が見つかった。
「こ、これが?」
トニーの目に映る果実は少年の手よりも大きかった。
果実の色は黄緑色で形は先が丸い円錐形に四枚の蔕が付いている。
これがアドラクタの果実。
シンゴ達が周囲を警戒する中、トニーは果実に近づいて触った。
「よいしょ!」
捩じり回しながら引っ張ると簡単に取れた。
初めて採取した果実に感動するトニーへシンゴが声を掛ける。
「同じような果実があれば取ってくれ。長居する時間もない。」
「う、うん!」
トニーは自分の背の届く範囲で果実を取った。
数は六つ。
上にも果実はあるがトニーには届かない。
眺めるトニーに代わってローディーが自身の頭を掻きながら上部の果実も手早く取った。
「あ、ありがとう。」
「仕事だからな。」
トニーが持つ麻袋にはまだ入るようでシンゴ達は次の場所へ向かった。
何か所か回る内に袋の中は果実で一杯になり街へ戻ることにしたようだ。
帰り道も何度かロフォラティグの群れと遭遇。
ロフォラティグの流す血の色が違うことに気が付いたトニーはシンゴ達に訊くもシンゴ達も分からないと答える。
「そう言えばここ数年は灰色の血を見るな。」
シンゴは過去に討伐したモンスターを思い出す。
他の面々もそう言えばと思うが結局何故なのかは分からず、そのまま話は終わってしまった。
トニーもそれ以上気にすることなく麻袋を気にしながら彼らについて行く。
そんな彼らの元へ一際大きな地響きが届いた。
「!?」
驚くトニーを囲むように冒険者四人も周囲を見回す。
地響きはなお続き、大きくなる。
空の色は赤くなり始め。
暗くなり始める森の雰囲気にトニーの顔には汗が浮かぶ。
「モンスター!?」
「そうかもしれないな。」
シンゴはジャクバウンを、ローディーは肉切り包丁を抜いて構えた。
静寂は訪れない。
段々と大きくなる地響きにローディーの耳と鼻が小さく動いた。
「向こうか!」
進行方向にいたローディーは左側のジェーンの方角を見た。
「え?こっち!?」
ジェーンも慌てて奥の方を凝視する。
「なんか植物が動いている?」
木々が薙ぎ倒される音も聞こえ、一行はその方向へ向く。
地響きを鳴らしながら近づくそれはシンゴ達も視認できるところまで来た。
「あれが。」
「ジャキン、ですね。」
赤い花を背負った六足歩行で一つ目のモンスター。
クモよりはカメに近い印象だ。
一つ目の下には口もあるようだ。
「大分大きいな。」
二階建ての家ほどの大きさだろうか。
普通の人間が剣一本で立ち向かうには脅威だろう。
イノシシ型のモンスターであるサスタニアンよりも大きいそれは一直線にシンゴ達に向かっていた。
しかし、距離はまだ十分に空いている。
「ここは俺が。」
「退いた方がいいんじゃない?」
シンゴが前に出ようとしたらジェーンに止められた。
「シンゴなら倒せるかもしれないけどこの距離だとシンゴの負担も大きくなると思うし。」
「確かにそうだけど。」
「背後から距離を詰めた方が余力は残せると思うよ?それに今日中に森を抜けるのは難しいと思うし。」
問題がなくても森の中で一晩過ごす予定だったのだろう。
トニーも昨日とは違って果実を大量に抱えており、子供の足では無理をさせられない。
ジェーンはそう判断したのかもしれない。
全員の安全を確保するようにと理解したシンゴは分かったと言って引き下がった。
「俺が先導する!ここから離れるぞ!」
ローディーが先頭に立って全員で離れようとした直後。
ジャキンの方から何かを引っこ抜く音が聞こえた。
全員が見るとジャキンの左前脚が大木を引っこ抜いて掴んでいる。
そして思いっきりシンゴ達の方へ振り投げた。
「嘘だろ!?」
シンゴがジェーンを、ローディーは肉切り包丁を素早く閉まってからメイディスとトニーを抱えると直ぐに大木が降ってきた。
転がる大木は近くの大木にぶつかり倒してしまった。
その重い音が周辺に響き渡る。
ジャキンは顔を緩ませたが直ぐにハッとなった。
大木が着地した両脇に無事な人間達の姿があった。
とは言え、転がって避けたものだから剥き出しの根っこや石で痛かったのかもしれない。
「無事か!?」
ローディーの大声にシンゴも無事だと伝えた。
「あぁ!果実が!?」
トニーは抱えている麻袋の中身がつぶれたことを知り、泣いてしまう。
「そんなのは後だ!あいつをどうにかするぞ!」
全員が立ち上がりシンゴ達はローディー達の元へ駆けつける。
「あいつの背中から黄色い何かが見えるんだが?」
「あれは花粉かも知れませんね。あれを吸うと病気にかかると言われています。風に乗れば森中に広がりますし。」
「冒険者達はあれを嗅いで病気にかかったんだ。あれ?街の人達はどうして?」
メイディスの答えに納得しかけたジェーンの頭から煙が噴き出そうな気配がする。
「もしかしたら冒険者や狩人、奴らが持ち帰った材料に付着していたのかもしれないな。それが少しずつ蔓延している可能性がある。」
ローディーの答えにジェーンは晴れた顔になる。
「今の状況は病気に掛かりやすいってことだな?」
「そうなるな。」
シンゴはそれを聞いてジャクバウンに青いオーラを纏わせた。
「それならさっさと終わらせないとな!」
「でも!」
「今のままじゃ不味いだろ!」
ジェーンの制止を聞かずシンゴは彼らから距離を置いてジャクバウンを上段に構えた。
更にジャクバウンの刀身は青く輝く。
「両断!」
シンゴが振り下ろすと同時に青いオーラが一気に伸びた。
その距離は何百メートル先にいるジャキンよりも向こう側まで。
一瞬で伸びた青いオーラの刀身はジャキンを捉え真っ二つにする。
と思えたが。
「!!」
一つ目を見開いたジャキンはギリギリのところで正面左側へ飛んで避けた。
足先にジャクバウンの青いオーラの刀身が過ぎ去る。
「嘘!?」
驚き声を上げたのはジェーン。
ローディー達三人もシンゴの攻撃に唖然としていたが恐らくジャキンの回避にも驚いているだろう。
何よりもシンゴ自身もジャキンの回避に驚いていた。
「まだだ!」
振り下ろしたジャクバウンを斜め左へ斬り上げる。
青いオーラの刀身はジャキンに迫る。
「!!」
それでもジャキンは見切ったのか次は右側へ大きく側転して避けた。
「なんだあの動きは!?」
アクロバティックに動いたジャキンにシンゴを始め他の面々も驚きを隠せないでいた。
斬り上げたジャクバウンによって軌道上の木々は次々と薙ぎ倒され、森に響く。
「まだ!」
そう言うとシンゴはジャクバウンを上段へ構えようとしたが青いオーラが一瞬で消えて膝から崩れ落ちた。
「シンゴ!?」
ジェーンは直ぐに駆け寄りシンゴの肩を支えた。
「だから言ったじゃない!」
「ごめん……。」
二人の様子にローディー達は困惑。
それでもジャキンは待ってくれない。
切断された大木の一本を右前脚で掴んで構えた。
「お前ら!避けろ!」
ローディーは叫びながらメイディス達を抱えたまま更に距離を取った。
ジャキンの投げた大木は宙で加速してシンゴ達に襲い掛かる。
ジェーンはシンゴを立ち上がらせて移動しようとしたが間に合わない。
それでもシンゴは右手に持つジャクバウンで咄嗟に大木を受け流した。
投げられた大木は一本目と同じように後ろの大木にぶつかり薙ぎ倒した。
一方のシンゴ達はなんとか無事だったがシンゴの腕がおかしな方向へ曲がっていた。
急いで近くの大木に隠れたジェーンはそれを見て慌てる。
「シンゴ!腕が!?」
「あ?あぁ、道理で痛いわけだ。」
「大変だよ!」
「そうだな。でも治癒魔法を使える人が居るからその人に頼めば……。」
反対側で身を隠すメイディスを見るも距離がある。
彼らの元へ行こうとすればジャキンの攻撃が飛んでくるのは明白。
「どうしよう……。」
不安になるジェーンにシンゴは左手でジェーンの肩を寄せる。
「多分ローディーがどうにかしてくれるだろう。」
「ローディーが?」
二人で彼らの様子を見るとローディーはトニーに向かって手を差し出している。
「坊主、アドラクタの果実を寄越せ!」
「えっ?なんで?」
鼻息が荒くなったローディーだが深呼吸をして声音を落ち着かせる。
「今から俺は敵の近くへ行く。その時、花粉を吸っても病気に掛からないようにその果実を食っておきたいからだ!」
「でも、さっきので中身が……。」
トニーが手元の麻袋を開けて中を覗く。
「それはそれで好都合だ、潰れた奴を寄越せ。それとお前達も口にしとけ。」
「念のため、ですね。」
「そうだ。」
「あなたが立ち向かっている間に私達は彼らの元に行きます。」
「頼んだぞ!」
ローディーとメイディスが打ち合わせるとトニーは急いで潰れた果実を幾つか渡した。
幾つも潰れているが構うことなくローディーは荒々しく食べた。
「行くぞ!」
口元を拭ったローディーは二振りの肉切り包丁を構えて大木の陰から飛び出す。
数秒後にジャキンが構えていた大木を投げる。
メイディスとトニーの近くを通り過ぎ、大木同士がぶつかり合う重い音が響く。
トニーは後ろを振り向いて固まっていたがメイディスがつぶれた果実を口にし始める。
「あなたも食べてくださいね。」
メイディスの声で我に返ったトニーが急いで果実を口にする。
その間にローディーはジャキンに接近するために森を駆け抜ける。
木々が生い茂っていた場所もジャキンの周りは荒れ果て、次の大木が引き抜かれた。
「気の隙間を縫って投擲するとは予想外だな!」
木々に隠れながら素早く移動するローディー。
それを目で追いかけながらジャキンは大木を構える。
しかし、素早く動いて捉えさせないローディーに苛立ちを感じたのかジャキンは体全体を震わせ、背中の花から大量の花粉が撒き散らしていく。
「クソッ!?」
ジャキンの周辺には花粉が漂い始めた。
接近する者は必ず花粉を吸ってしまうほどに。
アドラクタの果実を食べたローディーでも大量に吸えば健康状態がどうなるか分からない。
当人も自覚しているため、迂闊には近づけなくなった。
ローディーはその場でどうするか思案し始めるとジャキンはローディーに構えた大木を別の方向へ直した。
「はっ!?」
ローディーは急いで後方を見ると移動し始めたメイディスとトニーの走る姿を捉えた。
それはローディー以外にも見えている。
ニヤっと笑うジャキンが大木を振りかぶろうとした時、ローディーは慌てて飛び出す。
「こっちだバカ野郎!」
肉切り包丁を構えたローディーはジャキンに姿を見せて走り出す。
ジャキンは大木を投げずにそのまま近づくローディーに合わせて振り回した。
「おっと!」
ローディーは攻撃範囲ギリギリのところで後ろに避ける。
嫌そうな顔をするジャキンはもう片方の足で大木を引き抜き、交互に叩き始めた。
「モグラ叩きか!?」
意外と素早い攻撃にローディーは全力で避ける。
お互いに有効打を与えられない中、ローディーの息が荒くなる。
時間が経つにつれ彼は何時もより動きが遅くなっていることを自覚し始めた。
(意識が朦朧とし始めている?上手く動けていないのか?これは……。)
ローディーの周囲は既にばら撒かれた花粉の只中におり、ジャキンの動きによって花粉の範囲が広がっていた。
後方へ避けるも足元は凸凹しており、ちょっとの油断で躓きそうだ。
それでもローディーはジャキンの動きを見極めながらギリギリのところで避ける。
耳を動かし周辺の音を拾いながら見えない場所も大まかに把握して動いている。
「ぶった切れば一番いいんだがよぉ!」
近づけば花粉を多く吸い、場合によっては正面から喰われる。
離れようとしても既に花粉を吸ったことで動きが悪くなり、短時間で離れるのが難しくなっている。
それでも剛腕と肉切り包丁も駆使してジャキンの攻撃を捌いていく。
しかし戦いの場にいるのはローディーとジャキンだけではない。
ローディーの背後からメイディスが支援する。
「リフレッシュ!」
白い光がローディーを一瞬包み込んで霧散する。
その直後にローディーの顔色が良くなった。
「遅いじゃないか!」
「ごめんなさいね。」
「いや、助かる!」
更に別の場所からジェーンが弓矢で仕掛ける。
ただ、ジェーンの放った矢は二、三本が放物線を描いてジャキンの赤い花の近くに命中するだけだった。
「十本打ってそれかぁ。」
「残念そうな顔で言わないでよ!これでも腕は上がっているんだから!」
沈む夕日の光と相まってジェーンの顔がより赤く見える。
そして命中した命は刺さることなく体に弾かれて地面に落ちてしまった。
「うぅ……。」
悔しがるジェーンを他所にジャキンは手を止めない。
ローディーはジャキンがメイディス達へ目を向けないように叫んで注意を向ける。
そんな攻防を続けているがローディーもジャキンも疲れの色が見え始めた。
「隙を作りたいが……。」
焦り始めるローディーの動きが一瞬止まったその時、ジャキンは大木を思いっきり振り下ろした。
今までよりも早い動きにローディーは肉切り包丁で受け止めようとした。
ガツンッ
ジャキンの目の近くに小さな小石が当たった。
振り下ろされた大木の勢いは弱まったことでローディーはギリギリで回避する。
一方、ジャキンは小石を投げた主を睨みつける。
その視線の先にはメイディスよりも前に出たトニーだった。
「お前のせいであの子は!」
涙が溢れ出るトニーに向かって怒りを露わにしたジャキンは振り上げた大木をトニーに向かって投げつけようとした。
夕日も沈み、月が見え始めそうな空。
ローディーは不意に笑い出した。
「これで最後だな。」
同時にジャキンの目玉から青いオーラの刀身が走った。
その青いオーラの刀身は真上に上がり、ジャキンを二つに分けた。
二等分された巨体は地面に倒れ静かな地響きを立てた。
辺りが静かになる中、灰色の血を流すジャキンの背後から現れたのはシンゴだった。
「遅いぞ。」
「これでも急いだんだ。」
二人は武器を仕舞い、お互いの腕を合わせて挨拶した。
「お疲れ様。」
「お前もな。」
更に二人はトニーへ穏やかに声を掛ける。
「坊主、お前のお陰で助かった。ありがとな。」
「トニーの勇気は凄いな。」
二人がジェーンやメイディス達の元へ戻ると同時に倒れた。
「まだ花粉が舞っているのに……。」
メイディスが呆れながら呟いた。
大型のジャキンを倒してからのこと。
シンゴ達はメイディスの魔法で体調を整えて討伐部位の回収とアドラクタの果実の採取をしながら街に戻った。
治癒魔法とは言え、使って暫くの間は動ける程度。
時間が経てば症状が出て、苦しくなる。
それでも果実を口にしたからなのか彼らは他の患者よりは軽症で一週間経ったころには元気になっていた。
近くの川で全身を洗い流した彼らは街に戻って直ぐに治療薬を作ってもらい、患者に服用してもらった。
その甲斐もあり街中で苦しむ患者は減って新規の患者も早い段階で服用したことにより大事に至らなかった。
それはトニーの周辺も例外ではなく、トニーの幼馴染もギリギリ間に合い全快してトニーと笑い合う日々を送っている。
本日もシンゴとジェーンは冒険者ギルドで掲示板を眺める。
「ジャキンも殆ど討伐されて病人は減ったらしいな。」
後ろから覗き込むグレアムが近くで聞いた話を口にした。
「あの時は死を覚悟しましたよ。」
ハーフエルフのエディックが思い出すように言う。
「あれは本当に地獄だったわ……。」
遠い目をするキャロルもエディックに同意した。
「まさか三人もジャキンの被害者だと思わなかったな。」
「あの料亭で卸された肉や果実に付着しているなんて思わないでしょ?」
ある日のキャロル、エディック、グレアムは三人だけで食事をしていたそうだ。
彼らを含めた客たちはその時に食べた料理に花粉が着いていたのではないかと推測を立て、そんな噂が出回った。
渦中の店は一つ二つでもなければ冒険者や狩人達の話も上がってくる。
そうしたこともあり、一時期は非難の声が多かったが薬が普及したことで自然と鎮静化した。
「でも二人のお陰で助かりました、ありがとう。」
エディックに釣られグレアムとキャロルも改めて礼を言う。
「俺達だけじゃどうにもならなかったな。」
「そうだね!トニーに会わなければどうなったことやら。それに他の冒険者達の協力もあったからね。」
「ジェーンは彼らをどう思ったんだ?」
「んー。二人はとっても頼りになる人達だよね。優しくて話しやすいし。」
短い時間だったとは言えジェーンは彼らとかなり打ち解けることが出来たようだ。
そんなジェーンを微笑ましく見ながらシンゴはグレアム達の背後に居る二人に声を掛けた。
「もし二人が良ければ俺達と組まないか?二人より七人の方が依頼を達成しやすいぞ?」
「まぁ腕っぷしは俺が一番のようだな。そんなに入って欲しいなら考えてやらないこともないが。」
「この人は照れると正直じゃなくなるんです。そこは許してくださいね?」
「おい、お前!?」
顔を赤らめるローディーにメイディスを始め、シンゴ達も笑い始めた。
「二人とも、これからよろしく!」
シンゴは二人に対して手を差しだし、彼らもシンゴの手を取り合った。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
次の話からポーラになります。
不定期更新ですが時間のある時に読んでいただけると幸いです。
※20220325追記 明日の6時に投稿を予定しています、ご了承ください。
補足・蛇足
ジャキン
赤い花を背中に咲かせた六足歩行の一つ目モンスター。全長は1メートルほどだが作中では高さが10メートル近い個体も登場。
背中の花から蒔かれる花粉は人間にとっては病気の元になり、発熱、頭痛、喉の痛み、呼吸困難などの症状を起こしたのちに死に至る場合もある。
通常の風邪薬に加えてロフォラティグが好むアドラクタの果実を混ぜて飲むと完治する。
顔についている一つ目はかなり動体視力が良く、遠くの風景や獲物も見えてとっさに反応できる。
但し従来であれば強い光には弱い。主な攻撃方法は岩や大木を投げつける、尻尾を振る、噛み付くなど。
基本的な移動は遅いが回避行動を始めとする動きは速い、しかし連続で動くと体力をかなり消耗する。




