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impotent  作者: 諸葛こめ男
3/3



刑事人生25年。初めてあんなに残酷(むご)い現場を見た。


首、背中をはじめとした全身メッタ刺しで殺された被害者。

家族写真を抱きかかえたその姿は見てられなかった。


犯人はまだ見つかっていない。

怪しい人物さえも。


鑑識曰く、靴跡も指紋も残っていなかったそうだ。

被害者と犯人が争った場合、被害者の爪に犯人の皮膚片なんかが入り込んだりすることもあるがそれも全くない。

そもそも争った形跡が全くない。

一発目に頸動脈いかれたか?


一見猟奇的にみえて、一見かなりの怨恨があるようにみえて、一見乱雑に見えるが、

何も残さず消えていく。


激しさと冷静さを併せ持つ1番厄介なパターンだ。


だが関係ない。



絶対に捕まえてやらぁ。

遺族の無念は俺が晴らしてやらぁ。






んー。

とりあえず、足動かしていろいろ当たってみるか。



続く

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