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チャレンジャー。  作者: みつ


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8/11

『Time will tell …』

僕は、

50歳の誕生日を迎える前日、

ネットの占いを見たら、

大吉日で、あった。


 吉の方向は東…

僕は、その日、仕事は休みで、

当てもなくマイカーを東に走らせた…。

特に何もなく昼が過ぎ、

夕べに湾岸に辿り着いた。

夕陽が紅く世界を染めていた。


もう帰ろう…と僕は帰路に就いた。


 ふと思った…。

僕は、何かに絶望することなんて、

あるのだろうか…?と。


家に着くまでに、カーラジオを聴いていた。

長寿番組の、それに、

かなり有名バンドのミュージシャンが、

ゲストに来ており、喋っていた。

僕は、それを聴いていた…。

『俺の嫁、

野球女児だったんだけど、

肩を壊して野球は置いたんですね…。

俺は彼女と出会った時、

スタジオミュージシャンで、

彼女と暮らし始めた時、

レーベルから解雇されまして…。

彼女に、なんて言おうか、と、

家に帰り、

彼女に、

《実はさ、実は俺、地球を三度、救ったことがある…。》と言ったら、

妻に《私は10回♪》と言われ、

次の日、とにかくスタジオに行くと、

今のバンドが新しいギターリストを求めており、俺が加入し現在に至ります♪』



  太陽が沈んで行く…

陽の光に裏切られたようだ…

 太陽が沈んで行く…沈んで行く… …

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