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プロローグ
初めまして!
これは、無表情の少女がある少女の師匠になるまでの物語です。
時々残酷な表現が出てくるので、苦手な方は気を付けてください。
「何をしているの!」
「ごめんなさい。ごめんなさい・・・。」
屋敷中に響く怒鳴り声。
何かが割れる音。
部屋をのぞいたものはどう思うだろうか。
ヒステリックに叫び、少女を殴る女性。
うつむき、謝り続ける少女。
その少女の顔には何の感情も浮かばない。
痛い。痛い。
そう思っても、もう涙が出てこない。
いつから、こうなったんだろう。
少し、大きい声を出したら怒鳴られる。
勉強で間違った答えを書くと殴られる。
マナーを間違えたら鞭で打たれる。
怖いから、痛いから泣くと、もっと、もっと・・・。
おかあさま、おとうさま、早く帰ってきて・・・。
そうしたら、この日々が終わるから。
3年続いた、この苦しい日々が終わるから。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
【毎週月曜日と金曜日】に投稿します。
気軽に楽しんでください。
ちなみに、リリスが師匠になったその後は、
【拾われた少女はすべての元凶をぶっ壊す!~のんびり生きてきた僕が終わりの鐘を鳴らすなんて~】
です。
こちらは、リリスの弟子的な立場の少女が主人公の物語になっています。
よろしければ、読んでいただけると嬉しいです!




