極限報道 (目次・登場人物)
舞台は近未来。世界で戦争、紛争が頻発し、東アジアも国家間の緊張が高まる中、日本国内では、著名人が相次いで殺されたり、不審な死を遂げたりしていた。社会部調査報道班のエース記者大神由希は、背後に政治的陰謀があり、謎の組織が暗躍しているとみて、真相究明に走り回る。
近未来を舞台にした社会派サスペンス。世界各地で戦争、侵略が起き、対立と分断が深刻になっていく中、日本も近隣諸国と一触即発の緊迫した状況が続く。国内では、著名人が相次いで殺され、不審な死を遂げていく。タレコミをきっかけに取材を始めた朝夕デジタル新聞社会部調査報道班の敏腕記者大神由希は、背後に政治的陰謀があり、謎の組織が暗躍していることを疑うようになる。
さぼり癖のある後輩、暴力団ともつながる謎の弁護士、恋人のネット記者、警視庁捜査一課のエース刑事、IT界の天才ら個性豊かな仲間たちと共に取材に走り回る大神記者。瀕死の重傷を負うなど再三のピンチを迎えながらも、真相に迫っていく報道活劇。その結末は……
目次
プロローグ
第1章 不連続死
第2章 謎のシンクタンク
第3章 闇の勢力
第4章 仮面舞踏会
第5章 秘密のベール
第6章 一人一殺
第7章 血の儀式
第8章 狂乱の会見
第9章 クーデター
第10章 危機一髪
エピローグ
主な登場人物
・大神 由希
主人公。朝夕デジタル新聞東京社会部調査報道班のエース記者。入社5年目の27才、横浜総局から社会部。2年間系列の全日本テレビに出向してこの4月1日から朝夕デジタル新聞社に戻った。天性の勘と粘り強さでスクープを連発してきた。タレコミに端を発した調査報道で、巨悪の不正を暴いていこうとするのだが……
【朝夕デジタル新聞社の関係者】
・橋詰 圭一郎 東京社会部調査報道班記者。大神の1年後輩。大神
が最も信頼している相棒
・辛島 勇樹 編集局長
・西川 譲治 社会部長
・田之上 幸雄 社会部デスク(事件担当)
・井上 諒 社会部遊軍キャップ
・興梠 守 社会部警視庁キャップ。警察担当が長い
・村岸 徹 編集委員。暴力団取材一筋で反社会的勢力に詳しい
・柳田 丈一郎 経済部記者(都市開発、不動産担当)。大神の3年先輩
【スピード・アップ社】(ネットニュース専門会社)
・河野 進 取締役編集本部長兼記者。大神の大学の1年先輩。大
神と交際中
・岸岡 雄一 アルバイト 少年時代から「IT界の天才」と知られる。
【全日本テレビ】
・吉嵜 潤 報道局社会部デスク。大神がテレビ局に出向している
時に共に経済事件の取材を担当した。
【刑事】
・鏑木 亘 警視庁捜査一課警部補
【謎の女】
・永野 洋子 弁護士。大神の相談相手。反社会的勢力の弁護を引
き受けることもある。
【三友不動産】
・後藤田 武士 三友不動産代表取締役社長(CEO)
・田森 翼 都市計画課長
・桜木 佳代 広報室長
【トップ・スター社関係】(インターネットを中心として巨大メディア)
・伊藤 青磁 社長
・伊藤 亜紀 青磁の妻
・伊藤 楓 長女
【社会評論家】
・岩城 幸喜 岩城労働相談所の所長
【政界】
・磯川 幸助 総理大臣(民自党総裁)
・丹澤仁一朗 副総理。政策グループ「孤高の会」代表
・下河原 信玄 民自党副代表。「孤高の会」広報担当
・金子 廉太 民自党代議士。「孤高の会」幹部
【反社会的勢力】
・葉山 豪 山手組系羽谷組若頭
・小林 一騎 山手組系羽谷組幹部
・栃野 彦助 竹内組幹部 竹内興業代表
・平 総一郎 ヒットマン
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