【これまでのあらすじ(序章)】
もし最初から読んでくださっているようでしたら、飛ばしていただいても問題ないと思います。
【これまでのあらすじ(序章)】
『慈悲の女神クラリム談』
まぁ、なんていうか、色々あったね。
たかだか三日か、そこいらだってのに。
異世界転移して、魔王を倒し、世界を救う。
その為に神である私は、召喚した勇士と共に、
様々な冒険、苦楽を共に乗り越え、長い旅路の果てに魔王を倒しクライマックス
……のはずだったのに。
初日で魔王は倒すわ、天界に帰れなくなるわ、私は神の魔法が使えなくなるわ、
魔王倒したからって、今度は新しい魔王の面接はするわで、
神でありヒーラーしかやったことない私に戦士をやらせるわで、
もう、ホントメチャクチャ。
それもこれも、全部あの『変な』魔法使いリンドーを召喚したせいだ。
そもそも、私、今回の異世界を救う事が出来たら、昇進するはずだったのに。
それも、もういつになることやら。
正直全部に文句を言いたいところだけど、長くなるから割愛するけど。
一番の問題は、リンドーの魔法。
いやー、そもそも魔法って認めてないんだけどさ。
機械仕掛けの大砲って、何?
魔法じゃなくない?
それに、私の体から引っこ抜いて出てくるわ、魔王を一撃で倒すわで、訳が分からなすぎる。
その上、魔王城からパクって来た、箱型のモンスター(ミミック)に同じように魔法を掛けたら、今度は箱から少女を取り出したし。
しかもその白髪の少女、ミークは私が使いたくて仕方ない神聖魔法を簡単に使ってたし。
……改めて纏めると酷いな、うん。
結局、私も仕方なーーーーく、リンドーに付き合うことにして、異世界に残ることにした。
天界での極楽生活とまでは行かなくても、豪華な屋敷に使用人を何人も付けてくれるなら文句はなし。
これも仕事中の休憩と思えばいいのよ。
仕事中に、テレビ見たり、漫画読んだり、スポーツ観戦に行くのと同じ。
バレなきゃ、何しても勤務時間ってね。
さーてと、戦闘訓練も結構やったし、旅を再開するとしますか。
目指すは平和の街ウルメラ。
賊でもモンスターでも掛かって来なさい。
慈悲と戦いの神にクラスチェンジして強くなった私の力、思い知らせてやるんだから。
◇
2章には、四人のメインキャラの最後の一人が登場します。
また、2章以降は各話ごとの読み切りのようなものになっています。
A〜E等のアルファベットは1話を分割したものになるので、BからDから読むとかだと、分かりづらいと思います。
一応、女神クラリム、魔法使いリンドー、ミミックのミーク、そして最後の一人を、最低限把握すれば読めるようにするつもりです。
上手くいかなかったら、すみません。




