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剣士ふたりはわからない  作者: あんぺあ
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プロローグ

 巨体が一瞬止まったかと思うと冷気が押し寄せ視界が白く染まる。直後、赤く一線その首から炎が立ち昇りボトリと頭が落ちる。


「…まじかよ」


「ミノタウロスをたった2人で瞬殺って…」


 集められた多くの冒険者たちはその光景をただ唖然と見ていることしかできなかった。


 目の前の信じられないほどの真実へ対しての驚き


 それを実際にやってのけた者への畏怖


 なにより、巨体から立ち昇る炎の光が解けかけの氷に反射し辺りを明るく染め上げていたその異様なまでの美しさに見惚れ、誰ひとりとしてその光景から目を離すことができなかった。


「あいつらって昨日冒険者登録してた新人だよな…なんだってこんな高難易度クエストに…」




ーーーーーーそうこれが彼と彼女のあまりに苛烈であまりに美しいデビュー戦だった。

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