プロローグ
初めての作品ですので誤字脱字や文がおかしいところがあるかもしれません。
やり方もあまり分かっていませんが、よろしくお願いいたします。
「ほんっっっとうにすまんのじゃ!!」
私達の足元には土下座したおじいさんがいる。
なぜこんなことになっているのかというと...
ーーーーー今から少しさかのぼって
私、黒川舞は普通の女子中学生だ。
・・・本当だよ?
まぁ、運動神経はちょっと、いや、うん、その、あれだけど。
それはおいといて、
今日も私は普通に登校していた。友達と一緒にね。
「まいちゃ〜ん、今日もいい天気だねぇ〜」
おっとりした声で私にしゃべりかけてのは
「そうだね、ひなたちゃん」
有明ひなた。誰にでも優しい素直な子。
唯一の欠点はマイペースの極みみたいなその性格。本人いわく、
「私は早くしているつもりなのにぃ〜他の人より遅くなっちゃうのぉ〜」
だそうだ。だが周りの人はひなたちゃんのその性格をあまり気にしていない。
なぜならそれがひなたちゃんだから。それにひなたちゃんはみんなに優しいからみんな
からも優しくしてもらえているのだ。そんなひなたちゃんを注意するのはただ1人。
「ひなた!もうちょっと背筋を伸ばして歩かないといけませんよ!」
「えぇ〜仕方ないなぁ〜しずかちゃんは厳しいなぁ〜」
「私はひなたの為に言っているのです。」
一条静華。凛とした雰囲気の大和撫子という言葉がぴったりな子。
文武両道で、剣道が得意。弓道も柔道も空手もできる。勉強もできる。私とは全然違う...。
まぁ、そんな静華ちゃんだけど少し厳しい面もある。でも静華ちゃんはみんなの為に厳しくしていて、
みんなもそれを分かっているからとても尊敬されている。本人は気付いてないかもしれないけど
学校内では、ファンクラブがあるという噂もある。そして...
「あら、おはようございます皆様」
「あ、おはよう美優ちゃん」
「わぁ〜おはようみゆちゃ〜ん」
「おはようございます、美優」
神里美優。神里財閥のお嬢様で中学生とは思えないモデルのような
体型をしている。真面目で優しくていい子。でもやる時はやる。この前、スタイルがいいんだからモデルみたいにポーズとってなんかセリフ言って〜って言ったら、普段の美優ちゃんからは考えられないセクシーなポーズとセリフで、その辺の男子とかだったら一目惚れしそうなぐらい破壊力がすごかった。
お嬢様だけど金銭感覚はいたって普通。
そんなこんなで私達はいつも通り4人でクラスに向かっていた。
はぁ〜学校めんどくさいなぁ〜なんて思いながらクラスのドアを開けた時、
周りがまぶしい光に包まれた。
「きゃあ!なに!なんなの⁉︎」
「うわぁ〜まぶしいぃ〜」
「な、何ですかいったい!」
「なんですの、これ⁉︎」
気がつけば真っ白な空間に4人だけ。するとそこへ突然おじいさんが来て
「ほんっっっとうにすまんのじゃ!!」
...今に至る。そして4人の心境は、
((((いや、謝られても何がなんだか分からないんですけど...。))))
どうでしたか?これからもできる範囲でやっていこうと思います。