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 しかし、時は、来てしまったのである。何の期待も予測もしていないところに。

 地獄とも形容すべき日々から脱出する可能性を秘めたことに出会ったのだ。

 ただただ必死の想いだけが強かったからか……


 それは、生きるということの、源に立ち返った、心の在り方の取り戻しと、そのための実践行為だ。


 それに僕は、出会うべくして出会ったのだ。そして、そのためのこれまでの辛苦の日々であったかとしか、どうしても考えられない。

 必然がそこにはあった。


 やはり自分に訪れる未来からの事象は決定論的だ。

 しかし、一方で、その事象は今の自分の在り方(心)に影響を及ぼし、不確定である。

 どんな状況にあっても、各人の向上、努力が求められると、そのことは主張する。

 そのためには、我々の時空に刻む、ある実践行為が必要であり、それを行うことで、どんなに辛苦の日々であっても、それらを乗り越えることができ、その各人の向上心、努力が阻害されず、身を結ぶことに繋がっていくと主張する。


 結果、僕たちは、今は見ることが出来ないあの場所に、各人により創り出された世界が、全世界の記憶の一部として記録されることになる。

 それが全存在の象徴が求めていることであり、彼の聖なる意思に従い、自分唯一の新たな世界を創造する行為、それが生きるということではないかということを示している。


 自分以外のそれぞれ各人の立場に立った辛苦がある。

 そして導かれるように、そのことに縁を持って触れる機会が訪れているようだ。


 鍵は「内在」だ。

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